背が高くて東大出

 第4回定期テスト、家庭科先生の本気を前に不勉強の生徒が爆死、平均点が50点台で赤点が19人!
 担任「副教科を舐めくさった罰があたって」
 生徒「いやいや、あれは問題がおかしいですって」
 担任「何と見苦しい!」
 生徒「本当ですって。じゃあ先生は、牛乳の成分表見てカルシウムについて熟考したことがありますか?」
 担任「ある訳ないじゃん、必要あると思う? こんなに背が高くて足が長いのに」

 「先生から御機嫌を取り結ばれていると、学生の気質が堕落する。先生に幇間の様なことをやらせるよりは、媚を売る女の媚を受けている方が健全である」「学校の教師程歳月の移り変わりをはっきり感ずる職業はない」「自尊心は屈辱を受けて磨かれる」
 以上、内田百閒『先生根性』より引用です。確実に今年のベスト5に入ります。大晦日のブログで公開している私的ベストを選定中。年内発売の「書籍」「漫画」「CD」から5作ずつと、去年以前の「書籍」から5冊。今年は選ぶのが難しい豊作年ですし、まだ上京中の本で変わる可能性もあります。ラインナップは毎年毎年、本当にお前は国語教師なのかと疑いたくなるようなものになるんですけれども、それはまぁ開き直って。あたしゃ「本読み」ではなく単なる「本好き」です。

 授業4コマ、放課後には高1担任団が集まって第4回定期テストの成績検討会議。この会議内容を受けて、明日の学年集会で池ノ都が講評を語るのです。
 夜は、焼き鳥「Y」にて独酌読書。野菜串のバラエティに定評の店ですが、今日は新作のミョウガ豚巻きが美味でした。ここには1月2日の58回生綺羅星飲み会で訪問するので、来年の飲み始めはここ、ということになります。