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疲れた体で覚えているのは 昨日の話題と去年の

 63回生のセンター試験、後期の会場は京都工芸繊維大学だったのですが、前期不受験というのは受験生にとって致命傷なので、後期なんて縁起でもない! とよく知らないまま大学を蛇蝎視しておりまして。で、2年経て昨日、大好きな北山修が自伝で本当は(進学した京府医ではなく)工繊志望だったと述べているのを読み、また松濤美術館「セラミックス・ジャパン」で日本に於ける陶磁器技術発展の礎だったということも知り、悔悟。

 健康起床、今日は一日TQC三昧の日です。
 先ずは、渋谷でオツカル様とランチ、その後2人で地下アイドルのイベント、続いて2人でカラオケ。の後で高田馬場に移動してTQCの忘年会は17期まっぴぃ、18期オツカル様・がっ様・でっくん・私、20期よっすぃ・ポコ、で計7人の大所帯。オツカル様とのデートを核に、本日が上京のハイライト。

 先ずはランチは東急ハンズ近くのラーメン屋。芸人みたいな名前だなぁと思った記憶だけで頑張って調べたら、店名は「ぬかじ」でした。私が頼んだ「辛ラーメン」というのが830円。年齢でしょうか、大盛りは避けて、無料食べ放題のご飯と生卵
もお断りしました。オツカル様は季節限定の鯛・牡蠣を使ったラーメン。こういうメニューがあるということは紛う事なき「こだわりの店」で、確かに私のラーメンも美味しかったしオツカル様から一掬い戴いた鯛・牡蠣のスープも美味しかった。隣の常連客が昼から飲んでたのが地ビールってのもお店のこだわり感で、オツカル様から「飲む?」って聞かれたんですけれども私は地ビールに執着がないので遠慮できました、逆にあれがキリンだアサヒだだったら危なかったですね。

 本日のメインイベント、「TRASH-UP!!×Rocket Base Presents Year-end party 2016 ~アイドル大忘年会!~」@渋谷LOFT9。
 最近のオツカル様が仕事の合間を縫っては出かけている地下アイドルイベント、に半ば強引に、半ば私の興味もあって、2人で出かけることになったのですね。ずらり揃った出演者は以下の通り。
 ①里咲りさ
 ②ブスiD
 ③MELLOW GREEN WONDER
 ④みんなのこどもちゃん
 ⑤Summer Rocket
 ⑥SAKA-SAMA
 ……一人(一組)残らず知りません、嘘、最近オツカル様からCDをもらった里咲りささんだけは知ってます。テレビにも出て「ブレイク2日前」みたいな立ち位置なのかな。

 会場はF校の体育館のステージを更に半分にした程度の舞台、客席はカフェテーブルが並んでキャパは100人ちょっとという所でしょうか。前もって聞かされていたオツカル様からのお話では「30人入れば御の字」だったそうですが、蓋を開けてみればほぼ満員の盛況。地下アイドル好き、意外に多いのでしょうか。集まった人は、やっぱり「っぽい」ヲタク外見の人が多く(自身棚上げ)、女性はゼロでは無いものの皆無。数少ない女性客の方とオツカル様とは現場仲間の顔見知りらしく親しげにお話しをされていました。
 私「何か、全く意味が分かんなくてどうすればいいのか」
 オ「とりあえず、まわりがフッフーと言ってしゃがんだらパンパンフワフワだよ」
 私「あのさ、ライブでそんな展開ほんとにあるの?」
 オ「あるよ」
 私「なんでそんな田中要次みたいな言い方するのさ」

 イベントはトーク大会から始まったんですが、これがもう笑うくらいグダグダで、オツカル様に「地下アイドルのイベントはこんなもん」と3回念押しされなかったら信じられないレベルでした。6組のアーティストが3組ずつ2部構成で登壇して話すんですけれども、最初の乾杯の飲み物(客と同じように店に注文)がなかなか運ばれてこないという段取りね。アイドルさんたちのトーク(今年の思い出とか来年の抱負とか)も本当に事前に何にも考えてなかったんじゃないかというほど薄っぺらで何のリップサービスもなくて、じゃあ客はそれでもお声が聞けるだけで幸せなんですぅみたいな信者ばかりかと思ったら手元の携帯弄くってるようなのがかなり前列に居たりして本当に「何なのこれ?」って感じ、私が知ってるライブやイベントやトークショーと全く違う!
 推しのアイドル以外に対しては総じてそんな態度のファンは多いらしく、例えばお気に入りのアイドル以外に対して全く興味も反応も示さない最前列の客は「最前地蔵」と言われるとか、逆にライブ会場の一番後ろに立って「うんうん、今日も頑張ってるね」みたいな顔で舞台を観てる観客は「後方彼氏面」と呼ばれるとか、面白い、面白いけれどもそれでいいのか? と素人唖然。
 大体、「来年チャレンジしたいことは?」という問に里咲さんが「一度だけ煙草を吸ってみたい」と答えるのもどうかと思うし、瞬間に隣のアイドル(ブスiDのメンバー)が舞台衣装のポケットから箱を取り出して渡すってのも凄い。アイドルが舞台衣装に喫煙具て。

 私「『虹のコンキスタドール』は地下なの?」
 オ「地下の上、地上の下」
 私「マンションの4階かよ」
 地上なのか地下なのか、メジャーデビューしているのかしていないのか、という2つは次元が違っていて、象限は4つあるのだ、という事情をオツカル様からふんふんと聞いている間にトークタイムはコンサートに移り、6組のアーティストが順番に持ち歌を披露したのですが。
 1組目:結成3日目の3人組が唯一の持ち歌を連唱。
 2組目:寝坊遅刻のメンバーが最初の曲の前奏中に客席から舞台に駆け上がり間奏の時に土下座。
 3組目:書き割りを背負った2人組がメタリカのカバー。
 と、もうシュール過ぎて何が何だか分からない。それでも満席立ち見の客席からは、掛け声手拍子合いの手振りコピー等々、推し(のみ)への愛に充ち満ちた雰囲気でした。

 ラストに登場した里咲さんは最早ベテラン「お局様」の立ち位置らしく、他の5組と比べてトークの達者さや進行の仕切り等のスキルで群を抜いていました。コンサートタイムが終わった後は、大抽選会(抽選券は飲み食いメニューを注文した数だけ)、からの物販。
 この物販がメインらしくて、オツカル様と私とは真っ先に里咲さんの列に並びまして。現場百遍(←誤用)のオツカル様は里咲さんとも顔見知り、「わ~、××さん、今日も有難うございま~す」って。
 オ「今日一緒に来た彼は全くの初体験なんだけど」
 里「わ~、つれて来て下さって有難う御座います」
 オ「彼、『虹コン』のメンバーの先生」
 里「嘘っ、凄い!」
 というわけで、オツカル様・私の2人で里咲さんを挟んだチェキ、私の名前の所には「先生」と書いてもらいました。いや、勿論買いましたとも、チェキ。1枚1000円で。何だったら財布に入れて暫く取っておきますよ。地下アイドルのチェキ。

 誰のファンにもならなかったので、どうか安心して下さい。誰に言ってるって、行く前の過去の自分にですよね。

 さて、本日次に移動した先は「カラオケの鉄人」。いつの間にか私もオツカル様も会員カードを持っていますが、私が一緒に行く相手はオツカル様だけ。上京旅行最重要イベントであるところの「カラ鉄」2時間の曲目一覧、これが当ブログの中で私が最も大切だと思っているトピックなのです。ルールは簡単、1日に2度同じアーティストの曲を歌わない、これまで2人っきりのカラオケで歌った曲を歌わない、という2点のみ(一部例外あり)。かれこれ5年ほどやっててお互いに「もうストックがない!」とボヤきながらも何とか辛うじてカツカツ続いているこのお遊び、がっ様見て見て、本日のセットリストはこちらです!

 オ①ヤバイTシャツ屋さん「あつまれ! パーティーピーポー」(2015年)
 池①明石家さんま「しあわせって何だっけ」(1986年)
 この曲は、私「朝5時のファミマで流れたのを聴いて、もう絶対きみが歌うと思ってた。ここまでドンピシャで当たったのは『なんでやねんねん』以来だわ」 オ「掌の上だったか~」 未明のファミマで聴いて、あぁこの曲割と面白いな、自分じゃ絶対歌わないけどこれは確実にオツカル様が歌うな、って思ったんです。ので、今回東京に来る前にYouTubeでPVをチェックしていていました。でもって、私の1曲目はさんまちゃんのポン酢しょうゆソング。これ、一回歌ってみたかったんですね。でも、難しい曲です。

 オ②関ジャニ∞「罪と夏」(2016年)
 池②MANNA「でてこいとびきりZENKAIパワー!」(1989年)
 オツカル様は2曲目もとれとれのパリピソング。よくもまぁこうも新曲を勉強してるもんだと感心。私「就職しても、変わんないのね」 私は我が道のアニソン、女性キーを元のままで行って、喉が潰れるかと思いました。

 オ③Dreams Come True「大阪LOVER」(2007年)
 池③松任谷由実「残火」(2016年)
 私「おーちゃん、この曲ほんっとに好きだよね。縛り無視してもう4回くらい聴いてるような気がする」 オ「嘘っ? ウチ(←一人称)、そんなにこれ入れてる?」 私「きみが大阪のブラック企業で働いてた時からのテーマソング。あれからもう10年経ったんだねぇ」 で、私は辛うじての2016年ソング。そっちがドリカムならこっちは本物の女王の歌をお届けしよう、というね。キーが低い低い。

 オ④稲垣潤一クリスマスキャロルの頃には」(1992年)
 池④SMAP「ダイナマイト」(1997年)
 オ「やっぱり、時節柄これを入れないとね」 池「おっ、秋元康ソング。えっと、この人の曲の『バチェラー・ガール』は……」 オ「あれは松本隆」 先日ユーミンがラジオで「恋人がサンタクロース」を作ったことが日本のクリスマス文化を変えたということを反省的に語ったというのがニュースになっていました。ユーミンには荒井時代の「12月の雨」や改名直後の「ロッヂで待つクリスマス」等の過去作がありましたが、決定打が「恋人が~」なのは間違いない。糸井重里が「この頃、ユーミンが良くない(大意)」と言ってた80年代前半ですが、一国の文化を作る程度の力は持っていたという。秋元康も然り。

 オ⑤山崎まさよし「セロリ」(1996年)
 池⑤フジファブリック「蒼い鳥」(2007年)
 最初しばらく、オツカル様が山崎まさよしに「寄せて」歌ったのに笑ってしまう。本当に器用な人です。

 オ⑥レミオロメン「雨上がり」(2003年)
 池⑥井上陽水「東へ西へ」(1972年)
 オツカル様はロキノン系が大好きで、私は懐メロ特に70年代フォークが大好きで。オツカル様の曲(全然知らない)が格好良かったので、私も超がつくほど格好いい(特にアウトロ!)曲を選んだのですが、我々のカラオケではアウトロが始まったら曲を止めるという鉄の掟があるのでした。

 オ⑦ASKA「けれど空は青~close friend~」(1991年)
 池⑦エレファントカシマシ愛の夢をくれ」(1999年)
 フジファブリックエレファントカシマシも「ロキノン系」と呼ばれるなら、私も割にそのカテゴリに入るバンドは好きなのかも知れません。オツカル様はASKAさんのソロ、おしゃぶに走ったか走ってなかったかの頃の隠れ名曲だそうです。レミオロメンといいASKAといい、今日のオツカル様、雨止ませ気味です。

 オ⑧生ハムと焼うどん「ツイテール」(2015年)
 池⑧徳永英明「月光」(2010年)
 オツカル様、ここでついに地下アイドルを持ってきました。何年の曲かを調べるためにユニットをググってみたら、公式HPすらcoming soon状態になってるまさにピッチピチのアイドルで、流石毎週のヲタ活の成果がこんなところに、と。曲の意味は全く分からんけど。で、私は絶対やってると思って曲名検索したら果たしてやってたボーカリスト。男声で歌えるアレンジ、徳永バージョンは一回も聴いたことがないけれども原曲知ってりゃ歌えます。オツカル様はこの作戦で前に弘田三枝子「人形の家」を入れてました。いや~、徳永英明、いい仕事してるわ。

 オ⑨河村隆一「Hello,Again~昔からある場所~」(2012年)
 池⑨Kate Bush「Cloudbusting」(1985年)
 オットセイによるマイラバカバーは滅茶苦茶スローなバラードになっててオツカル様ちょっと歌い難そう。私はキー的にも歌詞的にも無謀なケイト・ブッシュの代表曲。試運転(初路上運転)でも気にしなくて良いのが気の置けない人とのカラオケ。

 オ⑩たま「レインコート」(1996年)
 池⑩研ナオコ「強がりはよせよ」(1976年)
 お互いが大好きなアーティストの曲。オツカル様は雨を止ませた後にこういう歌を選ぶところがひねくれ者。提供曲セルフカバーで提供相手を屠ることで知られる中島みゆきさんが提供先を超えられないことがあるとしたら研ナオコちあきなおみ。「強がりは~」のアウトロは短くて格好いいので、敢えて消さずに最後まで。

 オ⑪欅坂46「世界には愛しかない」(2016年)
 池⑪奥田民生「MOTHER(ひとり股旅)」(1999年)
 ロキノン系、ハロプロ系、そして秋元康が大好物のオツカル様の曲は「けやきざか」さんのとれとれ、私には全く分からない世界でPVが流れてるのを観ても何一つ感想が湧かないんでここはスルー。私は、多分歌ってるだろうと思って曲名検索したらやっぱり歌ってお出ででしたセルフカバー。何年の発表なのかをHPのディスコグラフィーを探して探して見つからなくて、アルバム収録じゃなくてシングルのカップリングだと気付くまでに15分かかりました。むう。

 オ⑫サザンオールスターズイエローマン~星の王子様~」(1999年)
 池⑫元ちとせ「サンゴ十五夜」(2002年)
 この後、オツカル様の命で陽水「夕立」を歌ってお仕舞い。今日のセットリストの原曲発表年、平均を取ったらオツカル様が2004.8年で私が1994.8年。流石オツカル様、若い。つっても10年以上前になっちゃうんですけれども、アラフォーですからねぇ。

 2時間のカラオケの後、高田馬場に移動したら到着は約束の18時ピッタリ、駅前ででっくん・がっ様と合流した後コンビニでウコン補給、その後店の前でまっぴぃ・よっすぃと合流して6人で目的地へイン。ポコは集合時間勘違いで30分の遅刻だそう、おいおい私が命名したポコの渾名は「ポコペン」の略であって「ポンコツ」の略じゃないぜぇ、って言おうかと思ったけどそもそも「ポコペン」を嫌がってるんだから嫌味になってない。何故「ポコペン」かっつーと、シャープでクールでハンサムな人物像を2年先輩の私が妬んだからです。
 目的地、今日の忘年会会場は高田馬場「米とサーカス」で提案はまっぴぃ、私は初訪問です。ジビエが売りっつったらお洒落トレンディか、と思えばそんなつまんない店をまっぴぃが推すわけなく、ジビエジビエでもゲテですよ、ゲテ。内装犬神サーカス団(←雰囲気で察してね)、メニューは馬鹿猪山羊兎鰐熊鮫鯰蛇蜥蜴蠍、先日までの店舗一推しイベントが「お×××ビンビン! キンタ祭り」で様々な獣の睾丸尽くし、っつったら大体ご想像出来ますかしらん。

 我々は素人なので、流石にあまり奇を衒ったゲテに走ることはせずに(特に、でっくん・ポコに配慮して)、注文以下。
 ・刺身「馬鹿メー盛り」……馬・鹿・山羊
 ・刺身「カンガルーのたたき」
 ・逸品「ラクダのトンペイ焼き」
 ・揚げ物「モウコ鮫の甘酢あんかけ」
 ・鍋「火鍋」……鹿・猪・鰐
 例えば鮫は要するに白身魚、みたいな感じで予め想像がつく範囲の中で冒険するというヘタレ予約だったので、どれもこれも大変美味しく頂くことができました。またどれもこれもビールが進む味なんだわこれが。

 7人のトークはいつも通り、もしかしたら15年前の大学生時代のサークル飲み会でも題材やノリは全く変わってないんじゃないだろうか、というくらい。辛うじて、よっすぃにはお子様が生まれて以来初めてお会いするとか、ポコが結婚してたのを知らなかったとか、その辺に社会人感が出てるくらいで。私にとっては、よっすぃにお子様が生まれて、でっくんが北欧から帰国して、オツカル様が就職して、という3つを合わせてみんなでお祝い、というこれは「意味づけ」ではなく「託け」。要はみんなで集まって飲めれば良いんですよ。来年はTQCの35周年パーティーが「託け」でしょ。

 後でオツカル様としみじみ後悔したけど、あんだけ飲み食いしといて私・オツカル様・がっ様と3人で池袋2次会、「中国茶館」で店員に電気消されるまでビールと点心・麺類を食いまくったというのは、話の内容の下らなさも合わせて流石に反省すべきかと。悔いはないものの。げふ。