あなたは幸福にならねばならない

 本日、高3センター試験初日。予備校サイトで出典や問題が公開されるのは夕方以降でしょうか(出典だけなら速報がもっと早い時刻に出るかも知れません)。高3の担任団や、センター対策の授業をお持ちの先生方は応援に出かけておいでです。
 高1は通常営業で、私は土曜日に授業が入っていないこともありのんびりとデスクワーク。但し、中学1年生が校内確認テスト(英数国に関して、F校内の教員が総出で到達度確認のテストを作成・出題)を受験しており、私は今年は評論を出題したので午後はその採点があります。

 14時に中1の答案160枚が届いたのを、2時間で一気に採点。出題したのは福田恆存の文章で「やや難」。事前の国語科内検討では「難し過ぎて4割台平均でも驚かない」と言われましたが、結局6割弱までは出たので評価は「やや良い」としました。40点満点で38点、採点しながら「お前は私か」とツッコミたくなるくらいに私の解答例と似ている記述を書いてきた圧巻には驚かされました。あと、現中1はほぼ例外なく記述が楷書で丁寧だったことが印象に残りました。これは、そういう指導がなされていなければ起こりえない現象なので、(国語に限らず)授業を担当なさっている先生方の手柄だと思います。敬。
 答案、及び講評・採点基準を説明した用紙とを学年団に託けて、月曜日の生徒返却をお願い。

 確認テスト採点終了後にネットを開いたら、速報でセンターの出典が発表されていました。小林傳司「科学コミュニケーション」、野上弥生子「秋の一日」、宮部万女『木草物語』、新井白石『白石先生遺文』。日本漢文は5年前の追試(頼山陽)に続き目を引きますが、それより小説、野上弥生子は8年前の追試に「笛」が出題で「また?」という感想です。本文と設問とは夕方以降の公開になる様子で、これは明日に回します。

 学校を出て帰宅、入浴後に私服に着替えて自宅を出発。本日は夜中までF校の日で、63回生の保護者3人と担任団(化学・数学・国語)との6人で懇親会。
 1次会は洋食「B」、2次会は小料理屋「A」。ま~盛り上がった盛り上がった、んですけれどもお話の内容はディープ且つ(お父様お母様のご病気の話や卒業生の恋愛事情等)デリケートな内容ばかりだったのでここでは秘するということで。2軒目の「A」は本日の飲み会には都合でいらっしゃらなかった63回生保護者理事長Nさんのお友達のお店なので、Nさんとテレビ電話を使った通信をしたりも。
 全員解散の後、私と数学先生とだけは近くの居酒屋でもう少しだけ「悪い」話をしながら飲んで、帰宅したのは日付が変わって少しした頃でした。バタンキュー。