雪を食う蛾次郎

 澤野雅樹『起死回生の読書!』読了、★★★。博識と情熱とは感じるものの文体の芸はあまり達者ではなく。

 3時起床、4時40分に自宅を出発したら、積雪は5センチ程度ですが歩くには傘が要る降雪。車もない車道の真ん中を、町中の写真を撮りながらざくざくと歩き進みました。革靴ですが滑らない、何せ誰も足跡をつけていない雪道を踏みしめながら歩くのですから(雪が溶けかかっていたら滑りやすんですよね)。昨年度の高校入試(我らが67回生高1A組が受験)以来の本格的な雪です。
 西鉄・JRとも電車は止まっていませんでしたが、市内の路線バスが乱れたり高速バスに遅れ・運休が出たりしていた影響で、授業開始時刻が30分ほど遅れる変則的な時間割に変更。
 全6学年、高1A組以外のクラスは全て6限で放課・下校ですが、高1Aは通常通りの7限授業で生徒は文句ブーブー。「ブーブー言ってた」と言う私に対して英語パイセンは「安心して。A組が7限をするなら、B~E組の子たちにはその裏で私がみっちりと補習を受けさせるから」

 本日の私は、高1の授業が5クラス。先に行われた第4.5回定期テストを返却して、センター古典(古文1題・漢文2題)を実力問題で解かせました。現代文定期(もどき)ではA組がB~E組に辛勝、センター古典ではB~E組がA組に辛勝。後者については、最近漸く進度的にB~E組にA組が追いついたという時期ですので、A組の定着が悪く点数的に完敗するのではないかと危惧していたので、結果には安心しました。

 TwitterのTLに、まっぴぃ発信で江戸時代の鳥島漂流者の話題が続きました。この件に関して書かれた本は少なくないのかも知れませんが、取りあえずTLの話題に書かれていなかった森銑三『傳記文學 初雁』を数冊(卒業生配布用に)学校保管していたので、早速まっぴぃのご自宅に郵送プレゼント。20ページほどですが、鳥島漂流譚が紹介(詳解?)されています。

 明日から土日の連休。明日の午後に64回生(卒業生)と小論文面談の約束が天神である以外は基本的に暇、学校に自由出勤です。