モーゼとかいうやつもパッカーン

 5時学校入りでデスクワーク、本日は高1現代文が5コマ、午前中に行われる高3二次対策テスト会の採点が昼過ぎに来る、ということで予定はぎっちり、スケジュール管理的なものが不要だから逆に楽だわ、と開き直るしかない一日です。朝5時の仕事始めに失神して、17時の掃除終了後に我に返る感じ。

 夜は、56回生担任(化学)、副担任(私)、卒業生Sくん、の3人で肉料理屋「I」で飲み会。
 Sくんは京大で9年物理を修め、共著論文が「NEWTON」に載るような研究をやってるんだからそら大学教授まっしぐらだろう、と思っていたら丸の内の某証券会社に一本釣りされて春から就職とのこと。経済工学の研究者として「一社に一台」の待遇なんだろうなぁ、と想像します。一度留学したシカゴ大学には、F校卒業生の理学者が在籍していたとそうで、「本気で研究をするなら日本を出なくてはならないということなの?」と聞いたら「文学部の次に狙われるのは理学部ですよ」と返って来ました。次は教育学部かもね、と笑いました(……想像もしたくない知的スラムですけれども)。
 ついこの間までオーストラリアに旅行に行っていたそうで、Sくんからのお土産はニュージーランド産の白ワイン。美味しい肉料理を味わいながら、ワイン好きの化学先生もお喜び。私は京都に行く度にしょっちゅう会ってる(年一のペース)んですが、化学先生はSくんと会うのは卒業以来9年振りなんだそうです。