歓んで思いきり あなたがくれた眠れぬ日々と

 5時入りの職員室で先ずは63回生(2浪)・64回生(1浪)・65回生(現役)から依頼されていた現代文・漢文の過去問添削(東大・京大・一橋大)を終わらせました。これを速達、若しくは在学中の弟妹を通じて本人に届ければ、前期試験関連の業務は完了です(23日までは飛び込みで添削が来るかも知れませんがそれはその場で出来ます)。24日(前日)~26日(二次試験2日目)は添削の依頼は当然なく、例えば阪大後期小論文であるとか、佐賀大医学部後期自己推薦文(小論文)であるとかの添削依頼が職員室に届くのは27日以降でしょう。

 というわけで、来週月曜から始まる第5回定期テストに向けてスパート、暫くは高1の授業に専念です。本日は村上陽一郎「トランス・サイエンスの時代」の2回目。資料は坂本賢三の名著『科学思想史』から。金曜日の3回目の授業が最後で、その資料プリントは中野亨の文章を切り取って既に印刷済みなのですが、それと同じくか若しくはそれ以上に資料としてふさわしそうな文章が今読んでる橋本治『たとえ世界が終わっても』の中に出て来ました。一日違いで資料にし損ねてしまった。こういう時もあります。覚えておいて、いつか生徒に配れる日が来るのを待ちましょう(その場合、配る相手は67回生ではないかも知れませんし、そもそもこの事実・文章の存在を忘れてしまう可能性もあります)。
 7時間授業の中の5時間が授業、合間にはデスクワーク。今日は放課後17時15分から職員会議があったんですけれども、それと終業時刻が17時だという規定との齟齬乖離矛盾については口に出したら駄目なんですって。

 山本崇一朗からかい上手の高木さん(1)』読了、★★★。今、出版人・書店員が応援したくなるタイプの漫画はこういうのなのか、という確認作業に近い読書。まとめて3冊買ったので、続きはベッド脇に置いて寝る前に少しずつ、ですね。