口紅をつけているという理由で叱られたA組女子軍団、不満。
A「お洒落じゃないんです、身嗜み!」
B「私、唇カサカサになるし」
C「私は血色が悪いから。ほら、こんな色」
私「見せるな見せるな、ってか血色隠すならマスクでいいし、乾燥対策なら無色のクリームでいいじゃん」
B「無色とか今時……」
私「『今時』とか言ってる時点でお洒落寄りじゃん」
B「ほら、そういうとこ国語教師!」
A「もうやだ~!」
JTCY氏の3月太宰府出張に向けて、twitterでK市行きつけ店紹介シリーズを続けていたのですが、その出張自体がお流れになってしまったそう。福岡出張は度々だということでいつかはのお約束、をしたので暫くはこのシリーズを続けようかと思います(私生活充実独身OLごっこみたいで楽しいし)。JTCY氏が気を遣って全部に「いいね」をして下さるのだけは申し訳なく思っていますが……。
65回生(現高3)担任団の東大受験生の応援上京、全員24日(試験前日)の午前の飛行機で出発するということを聞いて驚愕(午後の下見案内業務の直前に空港着)。私、自腹で前乗りして夜は(友達や卒業生やと)飲むのが「理の当然」だと思ってましたし、実際63回生・64回生の応援上京の時はそうしてたし、そっかぁ、学年団の気質によって変わるんですねぇ。
実際、65回生副担任として応援上京の化学先生、我ら63回生の主任でらっしゃるんですけれども、上京中に学年団の飲み会がないから速攻で63回生の卒業生飲みを入れたって話。
でもって、今夜、その飲み会に参加する63回生理系Hくんから電話で「25日の池袋で18時から6人で飲めるお店はありませんか~?」って聞かれたんで、K市から電話して「あんぷく」の飲み放題付きコースを押さえました。ごゆっくり~。
その予約の電話は行きつけ肉料理屋「I」のカウンターにて。電話を切ったらマスターが。
マ「予約っすか?」
私「そう、卒業生が池袋で飲むっていうから、行きつけに電話して」
マ「池袋? に、先生が今度行かれるんですか?」
私「いや、行きませんけど」
マ「??」
「I」はマスターが料理の全てを担当して、後はお運びのアルバイトくんが1人(2人が曜日交代制で)。今日のバイトくんは市内K工大の4年生なのですが、先日カウンターでこんな話をしまして。
バ「今度、卒論発表のプレゼンをやるんですよ。友達と2人で」
聞けば、黄身と白身とが逆になっているゆで卵(逆転卵)を作るための装置を作った、と。生活の知恵としては、ストッキングに詰めて思いっきり回転させて作るあれを、機械でやってみよう、という試み。
私「へぇ、面白い。それ、何人くらいが聞くの?」
バ「100人くらい、かな」
私「凄い! 僕の授業の2倍だ! 緊張しますね」
バ「そうなんすよ、どうやって話したらいいですかね? 恥はかきたくないし……」
私「あ、それ、無理」
バ「えっ」
私「大勢の前に立って話すって、そのシチュエーションが既に恥ずかしいんだから。僕、13年やってるけど、まだ毎授業恥ずかしい」
バ「え~、ほんとですか」
私「です。国語教師なんて、自分が一から考えたわけでもない誰かの文章をドヤ顔して話せって言われて。どの面下げて感しかない。その点、××さんとお友達とは、共同で自分たちで考えたり装置作ったりしたんでしょう?」
バ「まぁ」
私「じゃあ、その点だけでエラいと思う。出来なかった分からなかったことがあっても、嘘をつかなかったら大丈夫」
……と、やり取りの時点で割と酔っ払ってたから、大した話をした訳じゃないんですけれども。本日、プレゼンを経たバイトくんが、無事に終了したことと卒業を控えて今日がバイトの最終日だということを教えて下さいまして。
私「そうですか、どうもお疲れ様でした」
バ「色々有難う御座いました。今日で終わりですけど……」
私「じゃあ、今度はカウンターでお会いしましょうね」
バ「あっ……はい」