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春が待っているのさ つまづいて学ぼう

 本日3月10日は、毎年恒例「F校のいちばん長い日」。東大・京大の合格発表です。高3担任団緊張の朝。私も、2年前(高3担任)・去年(同副担任)は気が気ではありませんでした。高2以下は通常授業で私も高1現代文が4コマありますが、高3二次漢文の授業担当として結果が気になる所。夜は恒例、高3担任団慰労の(公式の)大宴会です。

 2・3・5・6限が授業で、ドンズバで空いてる4限の時間が合格発表。ということで、受験生の○×チェックに立ち会うことが出来ました(これについての詳細は、2015/3/10の日記に書いています)。高1Aの生徒の中には、お兄さん・お姉さんが東大を受験した生徒が2人いたのですが、そのどちらも合格していました。1人は65回生現役、昨日の日記に書いた4月に転校する女子のお姉さんです。そして2人目が凄かった。別の女子生徒のお兄さん(Yくん)は64回生で1浪生、現役の高3時に現代文を担当したので見知った生徒ではあったのですが……。

 そのYくん、合格発表直後に来校なさっており、ご挨拶。
 私「あのさ、Yくん、合格してたよね?」
 Y「はい」
 私「あの、えっと、御目出度う御座います……なんだけどどうしても信じられない! どうして、センター720(8割)から逆転が出来たの?」
 と、とてもお祝いとは言えないくらい失礼なことを言ってますけど、いやほんとに進路指導室でも現役生を差し置いて話題の中心になったのはこのYくんのウルトラ大逆転劇(後で電話でお話をしたお母様も「奇蹟ってあるんですね……」と)。
 私「合格したから何言ってもいいと思うけど、正直自分でも受かるとは思ってなかったよね?」
 Y「えっ、自信ありましたよ?」
 私「嘘っ!」
 私の失礼さよりもYくんのメンタルの強さの方が目立つ勢い。聞けば、初日の1限(国語)の時に腕時計が壊れたから目覚まし時計を持ち込んだら試験開始直後に没収されたとかいう聞く方の腹筋に厳しいエピソードまで持ってる(2限以降は、「めっちゃ腕時計持ってた」友達から1つ借りたそうです。これもまた香ばしいエピソード)。

 さて、折角なら実験。凱旋のYくんを授業後の教室に案内して、我ら高1Aに在籍の妹君(←多分、不合格を予想している)に合格の生報告をさせたら、どうなるか?
 妹「えっ、お兄ちゃん、どうしたの?」
 兄「……受かった」
 妹「きゃーっ!」

 放課後の掃除中。
 私「ねぇねぇ」
 妹「何ですか?」
 私「兄妹って、本当に『きゃーっ!』って抱きついたりするんだね」
 妹「(崩れ落ちながら)いやあれは……」
 御目出度う御座います。

 夜は、市内のホテルで高3担任団の慰労会。大勢の先生方の集いは、忘年会ならぬ所謂「忘年度会」でもあり。中華料理で存分に酔っ払って解散。高3担任団は当然二次会ですが、高3体育先生から「お願い!」と言われて幹事即諾。2日前の高3担任団飲み会と同じ「K」に電話したら個室OKだったので予約。同じ店だから徒歩10分の順路を説明する必要もなく全員が集まれます。参加者全員に「K」集合をお伝えした後、赤い顔の先輩方がその徒歩10分を歩いているだろう直線路を通らず、ちょっとした迂回路を全力疾走して5分で「K」に着。人数を伝えて最初の料理を注文した後、店の外で待ってやって来る先生方を深々と辞儀にてお出迎え。「いつの間に追い越したの?」と大笑いの先生たちですが、担任団でもないのに参加するんだからこの程度の「芸」は見せないとねぇ……って、年度末だからか、何だか私は幹事の仕事しかしてないみたいな日記になりつつあるような気も。