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ドミノ ドミノ 帰れ我が胸に

 柳沢幸雄『18歳の君へ贈る言葉』読了、★★★。開成校長で東大名誉教授ですから、「君」と呼ばれる想定読者(reader)が勝ち組(leader)予備軍に偏向しているこの内容も致し方ないですね。
 でもって、高野りょーすけ『現役東大生が1日を50円で売ってみたら』読了、★★★。開成校長で東大名誉教授の柳沢幸雄『18歳の君へ~』と並行して読んでこちらの方が面白かった。「一流」の学生を対象にした本からは「お呼びでない」と呼ばれた「一留」の学生が、50円何でも屋企画での体験を綴ったblogを書籍化。読み物のクオリティとしてはネットでも話題になった冒頭(発達障害の子供との数学話)頼みの感は否めないですが、他者多様を鏡にした筆者の自省の記録として好意的に読めば。

 春休みに入っていきなり曜日感覚が鈍るきっかけを作ってくれる祭日。昨日同様、誰に命じられることもない休日出勤で粛々とデスクワーク。流石に5時入りはしていませんが。
 生徒には、入試本番の日にこなすべきスケジュール、即ち何時に起きて何時から何時まで心身が最もよく働く状態でいるべきかということを考えろ、とよく言います。簡単に言えば、7時までに目覚めて9時17時にいちばん頭が良い身体ですね。人間は習慣の動物ですから、身体というものも一朝一夕では作れない、ということは入試の前日にその身体になっておかないといけない、ということは入試の前々日にその身体に……というドミノが今日のこの日まで倒れてくるという想像、これに入試の何日前何ヶ月前何年前に気づくかで生徒の合否は決まります。有名な「今でしょ」というフレーズも、要するにこういうことを仰っているのではないか、と推察。

 一日一食、本日は贅沢にも「梅の花」単品注文。こないだ久しぶりに行ったらやっぱり美味しくて感動したので、今日はそのお代わりです。