おれはここだぜ ひと足お先 光の速さで

 もぐら『うちのトコでは(5)』読了、★★★。これ、63回生から九医に進学したHくんが凄い好きだったシリーズだよなぁ、とか懐かしい話を思い出しながら。
 中川淳一郎・適菜収『博愛のすすめ』読了、★★★。どっちも頭の良い人(しかも社会の具体的事象に詳しい人)同士の対談で、「話芸」という程のものは無かったけれども正論キャッチボールとしてサクッと読めまして。適菜さんの文章(語り)を読むのは初めてで、毒舌の人なのね、ふ~ん、と(池田晶子を「バカ」呼ばわりしてるのは見解の相違)。

 12月5日(火)の中島みゆき「夜会工場vol.2」のチケットが当選しました。第4回定期テストの初日、余裕を持って参加できます(大人の事情を書けば、例えば定期テストの監督割を決めるのは教務部の私の仕事なので、ライブ翌日の1・2限は監督を空けたりもできるんです、むふふふ)。K市の母・Hさんの分と合わせて2枚。

 本日、定期最終日。1限に高3漢文の出題がありました。これは、文系50人に50点分のみの出題。200人分・100点分の出題をする通常の出題に比べたら採点の労力は1/8ということになります。それが証拠に、1限のテスト、採点・集計が2限の間に終わってしまいました。まぁ、問題が易しく生徒の出来が良かったというのもありますが。これは、集計終了後に文系クラス担任の世界史先生にお渡しして、放課後に返して貰います(定期期間途中で返すのは精神衛生上あれですが、最終日なら問題はありません)。恐らく生徒たちは「早っ!」と驚くでしょうが、ハッタリです。早いんじゃありません、休まない・止まらないだけです。

 半ドンで自宅に戻り、今度は高2現代文の採点。答案を一目見て「これは」と思えたものが何枚かあり、それを先に採点したら、100点超が少なくとも4人は居るということが判明しました(ボーナス問題等込みで、満点は110点になるのです)。これは、私の出題ミスがあったもののテスト自体が成立してない訳ではないということで、取りあえずは安心(反省は止まりませんが)。
 明日の1限で返却しないと行けないので、採点に関して休む・止まるという余裕はありません……と言いたいところなのですが、17時過ぎに終了。どうしても今日しか予約が取れず、行きつけの美容院でカットをお願いしないといけないのです。いい加減伸びすぎて、湿度の中癖毛がぐるぐると見苦しくなってきたので(数日後の保護者会に出るのに気が引ける程に)。
 というわけで、行きつけ「G」で店長のKさんにカットして貰いました。他に客は誰一人いないので、時々飲みに行くこともあるKさんとず~っとお駄弁りしながら。もう一人いらっしゃった美容師さん、Kさんの右腕のSさんが、色々あって5月から独立なさったんですね。それで今は、「G」はKさんお一人の完全予約制状態。予約が取りにくくなった所以です(今日も一日中ノンストップだと仰有ってました)。

 タクシーで「もりき」に入って、サクッと飲んで帰宅、就寝。