ありきたりな言葉ですが

 成田康子『高校図書館デイズ 生徒と司書の本をめぐる語らい』読了、★★★。等身大の高校生(とは言っても、読書量の多さと表現欲求とがかなり高い部類の生徒ばかりですが)の文章をパッケージングで、まさに高校生のための本。現在の高2は、読書の習慣が身についた生徒が(文理関係なく)多いような気がしています。

 通知表担任所見に異変、文体の真面目化が止まらず。昨年度、外進高1Aの生徒の場合は、私がどんなことを書こうが「この学校ってこういうもんなんだ」と思ってもらえただろうから気にせず自分の文体を貫けたんですが、今年度そこへ合流した内進(F中出身)生については初めてだからこんなもんと思ってね作戦が使えず、必然的に「型」通りの文章に近づくんですね。で、私の場合、思ったまますらすらと書くほうが速度にして2倍は早い。いや~、今回は大変かも、と思いつつとりあえず10人ほど書いてみました。
 だって、「個性的切り口のコメントでクラス内を活性化させます」という型通りだと24文字ですけど、これを我流で「高田純次的適当発言絶好調」と書いたら半分の12文字で済む。型通りって、字数ばっかり食って情報量を減らすんですよねぇ。

 本日は高2現代文の授業が一つ。後は、会議・担任業務(通知表コメントその他)・授業準備。

 夜は「もりき」で。最近は素麺ばっかり注文してます。冷やしはやった、にゅうめんもやった、ぶっかけもやった、サラダ仕立てにもした、鍋焼きもやった……「で、新しいやり方出来ます?」と聞いたら、今夜はチャンプルーが出てきました。いよいよ打ち止めかな。