ハローナイストゥーミーチューマイネームイズシズカクドウナイストゥーミーチュー

 課題テスト2日目。テスト中は自重していましたが、テストが終了した本日放課後に、学級文庫に様々な本を追加しました。密かに、2016~2017年に東京で観た種々の展覧会パンフレットが面白いと思うのですが、手にとってくれる生徒はいるでしょうか。
 ①セラミックス・ジャパン(渋谷区立松濤美術館
 ②怖い絵展(兵庫県立美術館
 ③ベルギー奇想の系譜(Bunkamura ザ・ミュージアム)
 ④月岡芳年 妖怪百物語(太田記念美術館
 ⑤アルチンボルド展(国立西洋美術館
 ⑥大テレビドラマ博覧会(早稲田大学演劇博物館)

 課題テスト監督(後の学級文庫補充)で一日の作業はお仕舞い。生徒もテスト明けでリラックス(弛緩?)状態の帰りのSHRにて。
 担任が「餌付けーしょん」とかするもんだから、休み明けにクラスメイト全員にお土産を買ってきてくれる生徒が時々居るんですが、今日のSHRの冒頭でクラスの某くんが例の邪鼠(じゃそ)・邪鳥(じゃちょう)など描かれた缶からチョコレートを取り出して「東京のお土産を/」という所を皆まで言わせず反射的に「千葉じゃん!」と叫んだの、あれはやり過ぎでした(ウケたけど)。ごめん。

 卒論面談を約束していた生徒が遅刻でキャンセル(後日に延期)になり、14時過ぎに帰宅後は入浴・着替え、天神へ向けて出発。
 K市から天神までは西鉄特急電車で30分、だったのですが今日からは32分、途中大橋駅にも停まるようになったのです。昨年私のクラスの高1Aだった遅刻魔某くんは「大橋に特急が停まるなら遅刻しない」とか言ってましたんで、多分二度と遅刻をすることがなくなるでしょう(今は私のクラスではありませんが)。
 西鉄電車内では、中島みゆきのニューシングル。タイトル曲「慕情」はまぁ普通に良い曲なんでしょうけれどもそこまで食指はという感じ、これぞシングルカップリングの2曲目「人生の素人」の方が好み。演歌なイントロに即魅了、「皆、人生は素人につき」というパワーワードを5回がなり上げる歌唱にもグイグイ引き込まれて30分ず~っとリピートでした。

 天神に移動の目的はライブ観賞で、ジュンク堂経由で訪れたイムズホールで行われるのは「変人」と題されたモノマネライブ。原口あきまさが座長で、ホリ・ミラクルひかる・山本高広を加えた4人でツアーを組んでいるそうです。私の目的の演者はミラクルひかる(ライブで観るのは2度目)。
 ライブは、コント有り歌有り大喜利有りの盛りだくさんで満腹。ミラクルひかるは他3人に比べて声量がないんですがやっぱりどの真似も(ユーミン以外は?)そっくりで素晴らしい。山本高広は風邪なのか声が完全に潰れる絶不調でしたが、こういう言い方はあれですがそこまでお目当てというわけではないので残念さもそれほど(しかし、ちゃんと歌えてたらクレイジーケンバンドはそっくりだったと思います)。ホリ・原口両氏の芸達者も堪能。
 ラストの曲では4人がステージを降りて客席を駆け回りました。観客と次々に握手やハイタッチ。私もミラクルひかると握手が出来て嬉しい……何故か、原口あきまさは他の人とは握手なのに私だけ「頭ぽんぽん」でした。
 全体的な印象としては、4人であることを活かした構成が、時に4人であることに頼った構成に傾きがちになってたという印象。これはライブを腐してるんじゃなくて、かえすがえすも1人で武道館を完璧に支配する清水ミチコはスゲぇなぁと思った、という話。

 折角福岡に出るんだから誰かと天神か博多かで飲みたい、と思っていたのですが本命(56回生Iくん)が旅行中で残念で、声を掛けてくれた58回生Iくんも「22時からなら」とオッサンを完全に殺しにかかった条件だったのでゴメンなさいとお応えして、結局K市に戻って「もりき」に行きました(二日市下車も考えたのですが、電話したら「月空」はやっぱり満席で)。
 マスターとあれこれ話しながら飲んでたんですけれども、途中でマスターがとある女優の話をしたいのに名前が出て来ないという還暦症状に陥りまして。「ほら、あの目の大きな、最近あんまり出ないけど有名なベテラン女優」ってのを延々繰り返してもこれだけでぴったしカンカン出来る訳もなく。「あ~悔しい、顔は完全に出てるのに」と、頭の中に顔が浮かんでるだけじゃあスマホで検索も出来ないですよねぇ。解ります、その苦しみ。