近づいてく 近づいてく 決戦の金曜日

 1限の時間に板書準備をして、2~7限で高2現代文を5コマ(空いてた1コマと昼休みとで模試作成)。扱うのは黒崎政男『身体〈の〉疎外』で、これは使用している教科書を無視した投げ込み教材。第4回定期テストまでは全て投げ込みの評論文を扱って、第5回に鴎外「舞姫」をやります。黒崎評論は、デカルト(現代文的近代)以来の「心-身」の関わりを論じた物。高3からの授業ではセンター・及び二次試験の過去問演習しかしませんので、所謂概念的な総括をそろそろ始めないといけないのです。カタログ的に紹介する最初のテーマが「心身論」というのは如何にも現代文ですね。

 倫理の先生が、授業の中で野矢茂樹『大人のための国語ゼミ』を激賞されていました。ので、早速学級文庫に投下。筆者1人につき1冊の縛りをかけている(そうしないととても棚のスペースが足りない)ので、既に入っている『新版 論理トレーニング』は回収しました。『大人のための~』は書き込んでナンボの演習形式の本なので本来は学級文庫向きとは言えないのですが、手に取って気に入ってくれた生徒が一人でもいたら(実際に買ってくれたら)、期待。

 福岡吉本に所属、「ばんぺいゆ」というグループで大学生漫才(九大)をやっているのは我らが63回生文系A組のMくん。そのMくんから、20日のライブを観に来てね~、とメール。開演に間に合うかは微妙ですが(金曜の仕事上がりは17時を大きく過ぎるので)、教え子の晴れ舞台(?)ということで仕事の算段はつけました。
 先週の金曜はRHYMESTERだし、来週の金曜は絵恋ちゃんさんだし、3週連続で金曜夜に天神に出る(K市とは電車往復1時間超)というのは土曜出勤の37歳がやることではないんですけれども……。