そうすれば対応だって わかるのになんて

 安藤ゆき町田くんの世界(6)』読了、★★★★。町田くんそのものなんじゃないかなぁ、と思える生徒が今の高2(67回生)に一人居ます(思い込みかも知れませんが)。

 本日は6時オープンと同時に学校に入り、12時間ノンストップ業務の後で遊びに行きます(3週連続で金曜日に福岡天神へと繰り出します)。地下アイドル大集合イベントの絵恋ちゃんさんコーナー(だけ)を観て、物販に並ぶのです。
 先ずは8時までデスクワーク、8時からは生徒面談を某くんと。始業後は、職員朝礼・SHRを経て、1~4限が授業、昼休みが生徒面談、5限が授業。6限の時間に明日の学年保護者会の資料封入。7限は学年集会で第3回定期講評を喋って、その後SHR・掃除監督。放課後は17時から生徒面談を30分で、残り30分は先ほどの資料封入の続き。
 17時55分に作業が終了、18時に予約していたタクシーで西鉄K駅へ移動し、そのまま電車へ薬院まで向かいました。事前にTwitterで「ゆる募」をかけていたのですが、56回生Tくんが乗ってくれたので、ライブ(19時半~20時半)の後は2人で飲みます。事務嬢さんが「薬院に行くなら是非」とご推薦の串カツ屋を予約しています。

 薬院のホール「スカラエスパシオ」で、日本中(?)から地下アイドルが大集合するイベント、「High Lisk2017 in 長崎 前夜祭」なるものが。今日の福岡は前夜祭で、明日・明後日と長崎の稲佐山で行われるのが本祭なのだそう。ただ、明日・明後日の長崎は台風が直撃するんじゃないかなぁ、などと心配。
 真っ昼間から深夜まで1組20分弱のライブがノンストップで続く、と言えばその参加グループの数の多さが想像できますでしょうか。私は1時間ほどステージを眺めましたが、勿論絵恋ちゃんさん以外のアイドルは全然知らないグループばかりで(私が観た4組でソロだったのは絵恋ちゃんさんだけ)、東京から乗り込んできた絵恋ちゃんさんはどうやら完全なアウェイの様子(オツカル様も仕事で無理だったように、流石に東京から福岡まで追いかけてくるえれにすとさんはそこまで多くない……と言いながら、それでも一定数は居るのが凄いですが)。それぞれのアイドルには熱狂的なファンが居り、ステージ毎に最前を譲り合いながら激しいヲタ芸を繰り広げているのですが、大阪から来たという某アイドルのファンは飛ぶわ走るわぶつかり合うわの輩(やから)具合で正直観ててドン引き。大阪~福岡の移動は東京から来るほどは負担ではないらしく、人数も多かったからちょっと危ない(物理的な意味で)と感じたくらいでした。でもまぁ、そういう「文化」なのだから仕方ないのかな。

 さて、絵恋ちゃんさんのステージ。広い舞台にたった一人で立った絵恋ちゃんさん、初めましての挨拶の後で冒頭に選んだ曲が「やよいちゃんにはかなわない」。『ERERGY』に入っているようなキラーチューンでもなく、「気さく」みたいにえれにすとさん以外にも瞬時に理解できる曲でもなく、随分と地味な曲(でも、名曲)から始まるんだなぁ、と思って観てて、途中で気づいた。あ、反復横跳びだったわ。
 この「やよいちゃんにはかなわない」という曲、途中(間奏)で絵恋ちゃんさんの語りの部分があるのですが、その間中(絵恋ちゃんさん曰く)「暇な」えれにすとさんたちは反復横跳びをしなくてはならないのです。曲の内容とは全く関係のない行為なのですが、「暇な」のでえれにすとさんたちは嬉々として反復横跳びをするのです。自分でも書いてて頭おかしいんじゃないかと思いますし、でもって実際後ろから観てても頭おかしいんじゃないかと思ったんですけれども、何度か現場に足を運んでいる内にそれに徐々に慣れている自分にも気づかされまして。そして隣からは、初めてそれを観た絵恋ちゃん初体験の(別のアイドルのファンの)観客の間からは「何あれ」「ヤベェ」という引き気味の呟きが聞こえてきて、あぁ、アウェイの空間に爪痕を残す方法って色々あるんだなぁ、としみじみ感心させられました。
 その後は「結婚しないとナイト」「カラシメンタイコ」という鉄板2曲を披露して、MCで予告していたように逃げるように舞台から去って行かれました。ホームの現場とは違いえれにすとさん(東京で何度かお顔を見た方もちらほら)の数は少なかったですが、それでも「ゼクシィ」を振りたくるヲタ芸とか「頭に乗せたらちょんまげ」とか、いつも通り楽しいものを見せてもらえて満足。あ、そうそう、「結婚しないと」の途中で、最前のファンの方(?)が絵恋ちゃんに巻き尺の片方を持たせて客席からネタを披露したらしいんですけれども、それが意味不明で全く面白くなかったことに絵恋ちゃんがはっきりキレた(ファンを叱った)のは見物でした。「××さん(←多分、別のアイドル)にも同じこと出来んのか? なめんなよ!」

 絵恋ちゃんさんの舞台終了後、会場外の物販コーナーに移動して、絵恋ちゃんTシャツを着たにすとさんに並び方(物販マナー)を伺いつつ、前から3番目に並びました。私の前の2人はもう完全な常連さんなようで、絵恋ちゃんさんとも打ち解けて楽しそうにお話しされています。CDをお買いになっているのは、オツカル様がそうしているように同じ物を何枚も買われてるのかなぁ、などと。私は、CD・DVDの中でまだ持っていない『エアーパッキンガール』と『下北沢シェルターで絵恋主義』の2枚を購入。これで、未購入なのは(完売で買えない物を除けば)『カマキリミイラ』のみになりました。今回買っても良かったのですが、そうすると次の物販(←行く気だ)で買う作品が無くなってしまうので我慢。絵恋ちゃんさんには長崎頑張って下さい、程度を訥々でチェキ。殆ど一見の客なのに、「もしかして××さん(←オツカル様のハンドルネーム)のお友達ですか? ブログ読みました」とエゴサ神の無双を見せつけられたり。

 会場の「スカラエスパシオ」から予約した串カツ屋へは徒歩数分で、その串カツ屋からTくんの家も徒歩数分ということでした。事務嬢さんオススメのそのお店の大将は彼女の幼なじみなのだそう。しかし、それを措いても料理は美味で、揚げ物はそんなにな私なのですがたまに食べるのは悪くないどころか積極的に幸せだねぇ、と。人気店らしく満席、予約していた私たちの後に入ってきた何組ものお客さんが断られていました。さて、56回生のお医者様、Tくんとは年に数回以上飲んでるので最早目新しい話は殆どないのですが、それでも先日結婚したAくんを中心に56回生の話とか、Tくん自身が今後どこに赴任する可能性があるのかとか、酒さえ飲んでりゃ場は持つの法則。途中、Tくんが58回生Fくん(F高親玉大学医学部における後輩)に電話しようとしたのは、Fくんが6年生卒試勉強真っ最中だという理由で止めました。彼の卒試が終わったら、3人で飲みましょうね。

 明日も仕事がある(というか相当な激務が控えている)ので、飲むのは飲みましたが時間的には2時間弱、1軒で切り上げさせてもらって、特急終電でK市に戻って爆睡。
 今27~28歳になる56回生、若さなんでしょうけれども、Tくんは翌日仕事でも3時くらいまでなら余裕で飲めるって言ってました。おっさんは無理……というか私に言わせれば若い時でも3時は無理だろ、5時間後にSHRとかまだ酔ってんじゃん、って感じ。なんですけれども、やっぱり現在の日本で一番ブラックな職場であるところの病院なんかで働いてる人間というのはその程度の酒回復力は持ってないとやって行けないのかな、なんて。