アルルの女は彼氏に聞きました 今話してたのは誰なの?

 一時期異常に増えていたアクセス数(ユニークアクセスが500~600とか)が、ここ数ヶ月で随分と落ち着いて来ました。

 柚木麻子『ランチのアッコちゃん』読了、★★★★。ブラック企業で身も心も疲弊する人々を描いた小説を読むのは、北川恵海『ちょっと今から仕事やめてくる』以来2作目。良かったのは、救う側のアッコちゃんが滅茶苦茶しっかりと働いている人物だということ。ブラックなのか否かって、結局は仕事量だとか時間だとかの問題では無いんだと思いますけどねぇ。

 さて、本日は文化の日なので、先ず午前中は学校入りして人文科学(文化)に関するお仕事……っつったって、やってることは高3現代文のボランティア添削、気分転換が月曜の東大漢文特講の準備なんですから完全な本末転倒。因みに漢文特講はいよいよ終盤、次回は2010年度で鸚鵡を空へ解き放つ話、次々回が2011年度で雁を空へ解き放つ話、と2年連続で同型の話(前者は散文で、後者は詩ですけれども)。

 さて、本日は文化の日なので、午後は血痰ネーミングショッピングモール『You Meタウン』へ移動して書店・CDショップを巡る文化的活動なぞ。仕事・趣味の本を色々と(とは言っても「ジュンク堂」の場合ほどの大量・大漁ではないですが)購入して、タワレコではKANA-BOONの新譜を(これは余り期待せずに)。
 その『You Meタウン』からの帰り道。前をゆく年若い男女がそのスピードで並んで歩くならつき合ってるかこれからそうなるかなんだろうなぁ、と、独身でいらちな教員が足早な追い越し際にふと目があっちゃった男性の方が、な~んだ昨日面談したばっかのB組某くんでした。某「スミマセン……」 私「え、何が?」 知らない間柄じゃないんだから無視するよりゃちょっとリップサービスした方が良いのかな、と、私「面談、明日なら良かったね」 某「勘弁して下さい……」

 夜は「もりき」で独酌。時々友人から間違えられるのですが、私は「もりき」でだけは本を読みません。マスターや常連さんやと話して1~2時間がもちます。独酌「読書」になるのはここ以外のお店です。

 Amazonで絵恋ちゃん『世の中がワルイ!』を購入。完売につき販売終了のミニアルバム(中古品・サイン入り)を定価の2割増しで。この後、同じ作品が70000円(←桁間違いじゃないです)で売られているのを見たので、そして『世の中がワルイ!』が必聴の作品だったので、あぁ私はラッキーだったなぁ、と。