馬鹿にされつつ 育った子は やる気もなければ 弱虫のはにかみ屋

 田口久美子『増補 書店不屈宣言 わたしたちはへこたれない』読了、★★★★★。紙の本は滅びませんが、そこに仕事として携わる人々が甲斐のある働き方を続けられるか、もう少しツッコんで食っていけるのか、というのは切実。現場の声が満載です。

 3時起床、書斎で日記更新や仕事や。6時の職員室でデスクワーク。本日は授業5コマ(鶴見俊輔「言葉のお守り的使用法について」)で予定はぎゅうぎゅう。昼休みには、事務嬢さんに預けている預金通帳にボーナスの大部分を振り込むという「義務」を(貯金できない私の金銭管理を事務嬢さんに委託してもう数年になります)。

 昨日の帰りのSHRの後、クラスのAくんが「母が先生にお酒をと」と、お歳暮なのかも知れませんが獺祭(三割九分)の4合瓶を、箱にこそ入ってはいるものの包装も袋もなしで取り出して、「おま、それ、朝からそのまま鞄の中にっ!?」と、ツッコむのに精一杯でお礼を言い忘れてしまい(お母様に一筆書きました)。
 で、本日朝のSHRで「昨日の下校時に自転車のF高生が車と接触して警察が処理したとの通報、該当者は名乗り出ること」と全クラスで告知したら、その該当者がAくんだったので「アホか」と。これ、登校中だったら通学鞄の中に「獺祭」って大書された箱やぞと。見つかったらどーしてたんだと。

 放課後の「3分間スピーチ」は、担任の逆鱗を毟り取らんという勢いでBくんが「やる気スイッチ」について話して爆笑。Bくんの場合は確信犯だから気にしませんが、「やる気スイッチ」なんて本気で言ってる人って本当に「駄目」ですよ。

 リビングの炬燵に押し出される形でCDと本とを並べる棚になってしまった机、に本を並べるためのブックエンド。これ、買おうと思ったら意外に売ってる店が無い(少なくとも自宅近辺には)。スーパーやコンビニは勿論、何でも売ってそうなディスカウントストアにも置いてなかったので、わざわざ西鉄まで出て「ダイソー」に行かなくてはなりませんでした。100円ショップって、本当に何でも売ってますね。私が仕事で使っているYシャツ(30着くらい)も、殆どが「ダイソー」で500円で買ったやつです。

 肉料理「I」で読書独酌。今日のオススメに書いてあった「牛タンのラザニア」がとても美味しかったけれども、一皿で満足してしまって他の料理に手を出したくても出せず。明日も来ることにして、注文する料理まで決めてから帰宅。