ありもせん危機 煽り小銭盗るサビしいサギ師 たちの言葉はギミック

 F校入試期間が明けて、生徒も久しぶりに登校。B組41人へのウェルカムスナック(?)は山口土産のクッキーに……しようと思ってたら今日から2日間某くんがインフルエンザで出校停止らしいので配布は明後日にします。来週の金曜日からは北海道ルスツにスキー研修なのですが、今の内の発症なら問題はないですね(勿論、罹らないのがいちばんなのですが)。

 本日の授業は高3の漢文が2コマ。1コマは文系、1コマは東大理系特講です。後者東大理系は本日が年度の最終回で、以降テスト会は行われるものの対面の授業はありません。
 私「本日が最後ということで」
 A「え~、やだ~」
 B「寂し~」
 私「きみたちは『いいとも』の客ですか? そういう未練はスパッと切らないと駄目です。どうしても寂しいなら、来年度も過去問の添削くらいはしますから」
 授業後は添削をガシガシ。

 ちょっと心配なのは、明日の7限(15時半~)に行う予定の小論文模試の問題一式が届いてないこと。古賀が閉鎖というのは昨日の日記に書きましたが、中国地方は大変なことになっているそうです。明日の午前中に届けば決行できますが、届かなかったら延期になるかも知れません。こういうことを勘定に入れて、もっともっと早い時期に届くように注文しておくべきところを、私がスカッと忘れていたのが悪い。阿呆だ。反省。

 ちょっと古い話ですが、先日の「ビジネスプラン・コンテスト」で面白かった話。プレゼンの後で審査員からの質問に答える質疑応答があったのですが、その際にある審査員が使った「サステナブル」という語の意味をメンバーの某君(優等生)が取り損ねて一瞬返答に詰まったんですね。彼が“sustain”の語を知らないはずはなく、英文で読めば絶対に理解できます。大人のカタカナ語との齟齬ですね。後で某君は自分が知らない文体と出会ったのは良い経験だったというような旨、流石の感想でした。
 似た経験ですが、以前某予備校主催の会議で関西の某有名進学校の年若い英語の先生とお話をした時に、その方が「アジテーション」の語を(“agitate”という単語も)ご存じなかったのに驚いたことがあります。入試の語彙ではないんですかね。ここにもカタカナ語との齟齬があるのかな。