リリリピート

 学級日誌に某生徒が「フレデリックの曲はお好きですか?」と。私一瞬、フジファブリックと見間違えました。返してコメント「フジファブリックに空目。不勉強ですみません、私、そのバンド、今初めて知りました」
 コメントを返してから気づきましたが、そのフレデリックなるアーティストがソロなのかバンドなのかも解らんな、とググってみたら日本のバンド。Wikipediaの説明文の中にはメンバーの音楽遍歴としてフジファブリック戸川純中島みゆき……等々香ばしい名前がずらり。ならば必聴、北海道のお伴はユーミンと決めてますから、K市に戻ってきてからタワレコですね。

 さて、その北海道スキー研修に関して、致命的なものではなさそうですが通常では起こらないようなトラブルが。事前に留寿都のホテルに送り届ける生徒のトランクが、JRの事故(故障?)で輸送不可能になり、急遽飛行機輸送に切り替えることになったのです。
 で、昨日、荷物が一回学校に帰ってきました。別に戻ってこなくてもそのまま空港でよくない? と思うのは私が飛行機を殆ど利用しない人間だから。陸路から空路に切り替える場合、一度全ての荷物を持ち主が点検して、列車には乗せられても飛行機には乗せられない物品を取り除かなければならないのです。具体的に言えば、カイロとスプレー。旅行委員を中心に生徒はこういうトラブルも楽しめますからトラックで運ばれてきた荷物を抱えてワイワイガヤガヤと楽しそうですが、スキー研修担当の先生(学年団の英語・化学先生)やクラスに欠席者がいる(本人が荷物チェック出来ない)担任の先生は指導や連絡が大変。私はどちらにも該当しないし自分が送る荷物もないし、ただ横で見てるだけでした。

 本日から2日間、高2は外部模試(それを終えたら明後日からスキー研修)。私はその監督とは別に高3文系漢文の授業があったので、それを終えた後は添削をしながら監督など。模試自体は昼過ぎには終わったので、その後は職員室で昨日高2に出題した試験の採点をぼちぼちやったり等ゆったりとデスクワーク。

 退社後は、研修中に履く(スキー用の)厚手の靴下を買いに西鉄K駅まで出ました。コーヒーでも飲んだ後で折角街に出たんだから余り行かないお店に顔を出そう、と先ず西鉄構内の「Tully's」に入ります。レジ担当のバイトさんに飲み物を注文してお金を払ったら。バ「……あの、解ります?」 私「ええ、解りますよ」 バ「良かった。はい、お釣りです」 私「えっと、お釣りが多いような」 バ「社割です」
 レジに入られていたのが偶然「もりき」マスターのお嬢様でした。私が何にも言わない故の「解ります?」だったんですけれども、お仕事中に話しかけるのも気が引けたんで。店に通い出した10年前からたまに顔を見る度に思っていたんですけれども、予想した通りとても美しい女性になられました(最初は小学生、今は大学生です)。

 私「で、社割とか言われたらさ、これはお父上にお返しせねば、となるでしょう?」
 マ「それで街に出らんと帰って来たと? 律儀やねぇ」
 というわけで、健康的に「もりき」で独酌。