本日はバレンタインデーです。女子は配り歩きに、職員は送り手把握に大忙し……になるのを見越して、昨日を選んで手作りのチョコレートケーキをくれた唯一の女子は元高１Ａ組の某さんで、流石気が利く女子力高いという感じ。で、今朝の廊下ですれ違った時に、私「昨日ってのはやっぱり頭良いわ～」 某「ありがとうございま～す」とのやり取りだったのですが、そこで「美味しかった」を伝え忘れた私は流石気が利かない男子力低いという感じ（後で改めてお伝えしました）。
授業は３コマ。豊太郎青年と少女エリスとの慎ましやかで幸せな生活のくだり、バレンタインデーには合いますね。というか、驚いたのは、現在２人に朗読を吹き込んで貰ったその朗読がとても上手なこと。雅文体（勿論旧仮名遣い）の本文の下読みをしっかりして来てくれているのでしょう。ちゃんと「意味を理解して」朗読が出来ています。これだと生徒の理解を邪魔しない。「舞姫」教材の中身がもしも生徒に正しく伝わったとしたら、これは朗読の力が大きいですね。
放課後は早めに学校を出て、市内某所にて58回生Ｆくんと待ち合わせ。先週末に医師国家試験を終えた（自己採点の結果、恐らく合格している）Ｆくんと久しぶりのさし飲みです。名目は「前祝い」ってことでいいのかな。彼は卒業後、４月から市内のＳ病院で研修医になることが決まっています。
選んだ店は初入店の「Ｓ」、拘りの串カツ屋で確かに美味しかった。２次会はライブバー「Ａ」にてカラオケ三昧。「Ａ」の方には意外にも今年初の訪問、マスターに「明けましておめでとうございます」と言われてしまいました。
さて、そのＦくんの話。彼はＦ高親玉大学の医学部（私の母君もお世話になっているＫ大学病院）６年生。市内在住なので６年間の自転車通学だったのですが、この度、卒試・国試（こっちは多分）クリアで就職も決めたご褒美に、お父様（医師）から車を買って貰ったそうなのです。が、当然のごとくに大学入学時に高級車を買って貰ってる周囲の同級生から「１年生かよ！」とからかわれまくってるという。
……一体誰から殴っていけばいいんだろうという思い、後からじわじわとやって来ますね。Ｆ校親玉大学医学部の駐車場には、学生の高級車がずらり並んでいるとかいないとか。貧乏人は、「若葉マークの外車が様になるんかね、けっ！」ってな感じでしょうか。
