今日は正直に申せよ 申してみぃ

 6時起床。宿酔いではありませんが、流石に身体がだるくて体力が回復しきってないなぁ、という感じ。昨日は(まだ2月半ばですが)今年一飲みました。もう半日はお酒要らん、という感じ。
 授業準備と授業(1コマ)とは淡々とこなしました……が、毎週月曜の朝に配布する学級通信のことを失念しており、反省です。

 生徒の保護者からの電話を受ける時。お父様やお母様から「○○です。お世話になっております」と言われるたびに絶句してしまいます(「はぁ……」とか何とか返したり返せなかったり)。生徒を世話しているのは事実だからいいのですが、「こちらこそお世話になっております」は事実ではないからです。正直に「こちらこそ勉強させていただいております」と言ったら「あんたの息子・娘は問題児ですからねぇ」という受け取られ方をされるやも知れず。どう言えばいいんですかねぇ。

 エミリー・ボイト『絶滅危惧種ビジネス 量産される高級観賞魚「アロワナ」』読了、★★★★。翻訳本(しかも小説以外)を読むのは滅多にないことなのですが、TwitterのTLでまっぴぃに刷り込まれてしまいました。世界一高価な観賞魚であるアジアアロワナは、ワシントン条約絶滅危惧種とされたことが価格高騰・密漁跋扈を煽り、現在野生種は激減という逆説的な事態に陥っており(養殖による輸出は盛ん)。筆者はアジアアロワナが富裕層を惹きつける(売買を巡って殺人まで起きる)理由に興味を抱き、多くのバイヤー・学者・冒険家(ほんとに居るんですね、こういう職業の人)に接触をしながら世界各国を飛び回ります(自分の結婚式に遅刻しそうになったりも)。その後、美しいから人を魅了する……というその美しさなるものがよく解らない筆者がそれでも執拗にアジアアロワナを追う、東南アジアの奥地まで(物理的・政治的)危険を冒して踏み込んでいく、その理由が「(絶滅しているのかも知れない)野生種を現地で一目見たい」という個人的情熱へと変質して行き、この本のテーマは「高級魚ビジネスに群がる人間模様」から「私の偏執」に変わって行きます。さて、本書の主軸は前者と後者とのどちらにあるのか(本のタイトルは適切なのか)、私には解りかねました。
 たまき『いぬみけ(2)』読了、★★。

 読了本、飲みながら読んでますからね。昨日あれだけ飲んでおいてねぇ。
 そんな人間が健康第一を言う資格はないかも知れませんが、明日は母君の定期検診に付き添います。明日の結果が異常なし(というか「異常」はあるので正確に言うと「変化なし」)だったら、25日から我が家での二人暮らしが開始ですね。