カステラの下のザラメとれて ほとんどが紙にくっついてますけど

 森博嗣『集中力はいらない』読了、★★★。

 代引きの荷物の送り先をF校の事務室にして、事務員さんに代金を預けて書類(実印以外は駄目なレベルのもの)を交わし、事務室が休みの日曜に届く可能性も考えて警備員さんにも申し送りをして、本日届いた荷物を受け取る際に再びサインと実印が必要だという煩雑な手続きに数人を巻き込んで手に入れたのが、絵恋ちゃんの新作DVD『新宿ロフトでエレルギー』(オリジナルTシャツ付属)でした。
 そんな人間がどの面さげてっつー話ですが。前期(東大)は不合格で、今は10日後に発表の後期(九大)の結果待ち。東大への未練を抱え、もし後期が合格だった場合、進学か浪人か迷う。と、高3某氏が話している。私は担任団ではなく義理はないのですが、成り行きで聞かれたので正直に。「今日から後期の発表まで、毎日東大の受験勉強を集中して続けられるなら、浪人する資格があります」

 さて、本日から2日間、67回生は初の本格的マーク模試です。本番同様鉛筆を持ってきているかとか、受験票への記入(マーク)にミスはないかとか、2日目最後に行う自己採点のために問題用紙に選んだ解答をメモしているかとか、数学は「ⅠA」「ⅡB」を解くので問題冊子の途中(後半)から開かないといけないことを失念していないかとか、クリアすべき課題はいっぱいあるのですね(何度か書きましたが、嘗て63回生A組を担任した時、問題用紙への解答メモをしていないバカが半分近く居て、殆ど恫喝に近い叱り方をしたことがあります。叱りながらゾッとしてました。あそこまで話を聞かない人間に育つんです、担任の力が弱いと)。67回生は、中学からの育てられ方が良かったんでしょうね。そういうミスは少ない学年の様子(高1Aから私が担任を始めた外進組……も、まぁ大丈夫な様子。安堵)。

 帰宅後、市内の百貨店にホワイトデーに贈る物を買いに行くと言うと、母君も気分転換についていらっしゃるとのこと。片道15分程度は歩いて行こうかとも思っていたのですが、母君が一緒ならばタクシーで行くほかなく(帰りは荷物が大量なので絶対にタクシーです)。百貨店のお菓子売り場で、福砂屋の「フクサヤキューブ」を2個ずつ箱に詰めて、女子生徒たちへのお返し(職場の女性方へは3個ずつを箱詰め)。次いで、地下の食料品売り場にて、事務嬢さん・英語科パイセンに日本酒酒蔵のボンボンを購入して、超ベテラン保健先生にはワインを1本。
 諭吉1人では足りない買い物で母君も呆れてお出でですが、「日常性の維持」原理主義者なので、その維持に資するのなら「非日常」へも積極的にコミットする所存……っつか、貰って返さないのはあり得ないってだけですね。一年ごとに、バレンタインデーとホワイトデーとの順番を入れ替えたりしてもらえないかなぁ(それで業界の売り上げがどの程度減るのか、って実験してみたいじゃないですか)。

 母君を自宅にお送りしてから、夜は「もりき」で独酌。