毎日が文化祭!

 昨日お父様に御馳走になった56回生Uくんは、私が副担任を担当したA組(文系クラス)を卒業した生徒です。彼は文理、というか文「医」選択でご家族と揉めて文系の意思を貫いた後、結局親孝行で医転して現在は八女で研修医。医転のための勉強中はお父様が化学・生物を教えられたそうです(父子、今も仲良しの様子)。酔っ払ったお父様はその時の思い出を楽しそうにお話しされるのですが、「○○先生のプリントは質が高かったけれどもそれに比べて……」の辺りから急に店内に強い風が吹き始めてお話が聞き取れなくなってしまったのが残念。

 本日は課題テスト1日目。国語の出題もあったので、終了後はず~っと採点をガシガシと。で、課題テストは2日間あるので、本日半ドンの高3生には「午後の文化祭準備・練習は休止して勉強をすること。どうしても仕事がある場合も、高2は巻き込まずに自分たちだけで行うこと」というお達しが。
 午後、職員室で採点をしながら、向かいの席の英語科パイセンと。
 私「……あの子たち、本当に全く活動してませんね」
 英「マジで。信じられんくない?」
 私「僕、昨日も職員室で作業してたんですけど、開催2週間前の日曜なのに廊下に人っ子一人居ないんですよ」
 英「嘘やろ!? 普通さ、いくら禁止されてもこっそり隠れて準備するもんやない? あの人たちどんだけ真面目なん?」
 私「……現代文のテスト、今採点してるんですけど」
 英「うん」
 私「なんかね、この期に及んで勉強してる感じなんですよね」
 英「うわ~……」
 私「文化祭……」
 英「大丈夫なん?」
 心配の仕方が、例年の高3と違う。