空には月が見えた。火照る頬撫でる風、

 今年の文化祭Tシャツが届きました。胸部に、今年度のテーマ「一新附嵐」がロゴとしてデザインされています。Tシャツは生徒・教員とも自由購入なのですが、私は毎年必ず2着購入することに決めています。今年は、赤・青2色を買いました。就職当時はXLサイズだったのですが、今は萎びてしまったのでLサイズで十分。「男く祭」Tシャツは、上京時に来て、夜一緒に遊ぶ(飲む)卒業生に「今年のデザインはこれ~」みたいな感じで見せてあげると話題のきっかけになったり。クラスTシャツは大抵のものについて厳しいですが、「男く祭」Tシャツの方は毎年「渋谷でも着られる」デザインだと思っています。
 今年度は、中央ステージの装飾もそうでしたけれども、デザインが割とポップ寄りなんですね。

 私の現代文は滅多に(というか全く)宿題を課しませんが(漢字の小テストは別)、高2・高3では「男く祭」についての作文を書かせることになります(文集に掲載するため)。ですので、今日のデスクワークはその提出用の用紙の準備から。63回生の文章を例に添えて作成しました。その他、黄金週間後の授業準備など。途中、1時間の年休と昼休みとを使って自宅まで徒歩往復、絵画教室へ出かける母君のお見送りなど。

 放課後は、久しぶりにがっつり飲む! ということで、超ベテラン体育先生とさし飲みで、焼き鳥の人気店「S」へ。個人的にK市で3傑だと思っている店が先月移転オープンしたのを英語パイセンから教えてもらったので、早速突撃してみました。
 今年初めての鱧等を使った刺盛りから、串は例えば豚バラでも胡麻汚し(一面の黒胡麻)で出す等、少しずつ手間をかけて料理を作ってくれるのが嬉しいお店(その分、注文やお運びは時間と気持ちの余裕が必要です)。木曜夜だというのに、40人のキャパの店が完全に満席です。二人で「うめぇ、うめぇ」とガッツきながら、ドリンクはビールからの焼酎。2軒目は徒歩5分の小料理屋「A」で軽く。

 4月って(特に高校担当は)無茶苦茶忙しいんです。でもって、仕事が忙しいときって、他で無理せず身体を休める派と、そういうときだからこそ飲みに行って気分をリフレッシュする派とに別れるんですね。善し悪しは知りませんが、私は完全に後者。帰り道のふわぁ~っとなった頭で、とりあえず明日の仕事の取っ掛かりはなんだっけかなぁ、とか考えてる最中の悦楽ってなかなかなもんです……但し、明日は母君の通院介添があるので朝が年休なんですけれども。

 こだま『ここは、おしまいの地』読了、★★★★。悪運ホイホイとしか言いようのない筆者の周辺雑記、わが身に不幸を引き寄せた上で書いて成仏させるというプロセスですね。マッチポンプと言ったらそれまでですけど、残された文章が面白いんだから読者は感謝するべきなわけでして。