僕等は続けた取り敢えず続けた

 特定の方に向けた文言で恐縮ですが、コメント(表示はされないシステムになっています)を下さった方々に一言感謝を。有り難う御座います。

 5時起床、入浴、母君朝食、2人分弁当、出勤。
 この一文を月~水のテンプレートにしましょうかね(木・金・土の朝は特講の添削があるので3時起床です)。因みに、本日は入浴から母君の朝食作成までの間に書斎で少し仕事をしました(センター別役実の授業板書計画)。

 センターの05年吉田喜重小津安二郎の反映画』、06年別役実『言葉への戦術』は、必ず連続で授業をすることにしています。05年反映画、06年アンチテアトル、演じることを巡る「反・アンチ」を語ってその手法が視線のねじれであるところまで共通しているのですから、当時問題を見た時に端的に「2年連続で評論が全く同じことを聞いている」と驚いたものです。
 授業が5コマで、合間の1コマは文系東大特講の板書準備。今日は西部邁『経済倫理学序説』。前半が社会、後半が社会学について述べられていることに気づくかどうか(「●●」と「●●学」とは次元が違うということを、東大は執拗に問うてきます)、及び「人文科学知」と「自然科学知」との止揚という「弁証法的ダイナミズム」を書けるかどうか。東大特講の第1部の総決算ですね。
 因みに、この「弁証法的ダイナミズム」の語は先週の東大特講の本文で出てきました。先週は鈴木忠志『内角の和』。「我見」と「離見」との止揚を経て「離見の見」へ。最後の傍線部の下に「弁証法的ダイナミズム」なる語が登場たのです。タイトルが『内角の和』ですから、廊下を通りがかりに板書準備をちらとご覧になった担任段数学先生が「これ何の話? 数学? 数学?」と食いついてこられました。

 特講終了後、自転車で帰宅をして夕食作成。鶏肉をレモンバターで焼く、ブロッコリーを茹でる、というの以外は刺身もサラダも市販の物。ご飯を炊かれるのも母君のお仕事ですから、私の労は殆どありません。母君がお休みになった後に私は「もりき」へ。Hさんが「肉じゃがを作ったわよ~、んふふふふふふふ」と仰るので、帰りにはタッパーを持ってご自宅に寄りました(肉じゃがと混ぜご飯とを戴きました)。