絶対にやる 絶対にやる 卵焼きの味くらべ

 3時前に起床して書斎で特講添削の続きを3時間。その後、いつものように食事を作ったのですが、今日はどうしても母君の夕食を作るタイミングがないので、いつもの母君朝食・弁当×2に加えて、母君の夕食プレートも作成しました。具体的には。
 ①母君朝食……アジ刺身(市販)、サラダ・ブロッコリー・プチトマト、茄子とオクラの煮浸し(市販総菜)、ホウレン草炒め、漬け物(市販)
 ②母君弁当……おにぎり、エビマヨ、ウィンナー、ブロッコリー・プチトマト、きんぴら(もりき)、松前漬け(市販)
 ③息子弁当……エビマヨ、ホウレン草炒め、ウィンナー、ブロッコリー・プチトマト、蒸し鶏冷製(肉料理「I」)、きんぴら(もりき)、茄子とオクラの煮浸し(市販)
 ④母君夕食……蒸し鶏冷製(肉料理「I」)、きんぴら(もりき)、松前漬け(市販)、コールスローサラダ
 市販と行きつけ持ち帰りに全面的に依存しつつ、エビマヨとホウレン草炒めとで2回だけフライパンを使用。洗い物と併せて1時間超かかりました。卵焼きとかだし巻きとかを作る腕があったら、あと少しお弁当が楽しいものになるのになぁ(一応、一昨日の「ニトリ」で卵焼き用のフライパンを買ってきたので、近く練習しようと思っています)。
 大体、お弁当ってもっと品数が少なくて良いってのは判ってるのに、少ない量のメニューがたくさん入ってるのが好きだという無駄な好みに拘るから苦労するんですよ判ってるんですよ。でも、大学時代のTQCの個人企画に「松花堂記念」とかいう名前をつけたくらい、そういうお弁当が好きなんですもん。

 さて、今日は母君の介護認定に関する調査をして下さる方が9時半にお見えになるので、朝のSHRの後で一旦自宅に戻ります。戻る途中でディスカウントショップに寄って来客用の(ソーサー付きの)コーヒーカップを購入したのですが、お湯を沸かし始めた途端に「私はお茶は結構です」とぴしゃり線を引かれるプロ仕様で、仕方なくコーヒーは母君に出すという間抜けなことをしてしまいました。
 今日は何日か、何曜日か、ここはどこか、引っ越してきたのはいつか、病歴は、昨日の食事は、薬の種類と時間は、外出はするのか、衣食住は一人でまかなえるのか、尿漏れパットはつけているか、立ち座りに不自由はないか……「まだ還暦でお若い方にこのようなことをお聞きするのは大変申し訳ないのですが」という但し書きをつけつつ、しかしズバズバと質問は続くしそしてこれが悲しいことに小脳の転移が影響して「忘れ」がある或いは日常行為において「出来ないこと」があるというのが事実でありまして。
 40分ほどの面談の後、調査の方は「何とか『要』がつくように報告を頑張ります」と帰られ、私もコーヒーカップを洗った後、何だか片づかない顔をしておいでの母君を残して学校に戻ります。

 授業は4限で文系二次記述現代文なので要添削。昼休みは5月連休明けから続けているクラス生徒面談の最終一人。さて、この最後の男子生徒某くん、いつの間にやら福岡市からK市に引っ越してお出でで。
 私「言えよ」
 某「いや家は今も福岡なんすよ。遠いから父親の仕事場があるK市に2人で」
 私「えっ、俄父子家庭なの? 御飯どうしてんの?」
 某「母親が来るときは作り置きしてくれたり、俺が作ったり」
 私「……まさか、卵焼き焼ける?」
 某「はい」
 私「パ、パイセンっ……!」
 危うく舎弟にならんとしてしまいましたが、先ずはあの卵焼き用フライパンで自分でも焼けるかどうか実験してからでも舎弟になるのは遅くない、と自重。

 昼休み後、速攻で自宅に戻って週一のお楽しみである絵画教室に出かけられるのをお見送り(持ち物チェックと送り出しと)、の後再び速攻で職場に戻って4限授業の添削をザクザク。
 放課後は、昨日と同じ06年浅沼圭司(東大現代文)を今度は理系の生徒に。終了18時過ぎで、職員室で1時間ちょっと添削をしてから帰宅。途中に「もりき」に寄って独酌。先日常連H先生の奥様が店から63回生Nくんママに電話をかけて取り付けていた女子会、が和やか賑やかに開催されており、Nくんママからは黒酢だれのお土産を頂戴し。また弁当の彩りが。