心も文字も少しゆれてる グレイの影と

 整列マナーに関する苦情の多さが(折々の指導を経ても)一向に改善されないことに業を煮やした生徒指導部が、西鉄「I」バス停のF校生利用の禁止を決定しました。「I」バス停は、西鉄・JRのK駅に向かう下校生徒が「F高前」バス停から乗らずその1つ前のバス停から乗ろうとする時に使う駅です。そもそも利用者が多過ぎて公道に溢れる歩道を塞ぐ、而もバッグを道に置いたまま近くのセブンに買い物に走る阿呆も居る、と来たら苦情は必至。
 自分だけは座りたいから(満員で乗れなくなるのが嫌だから)一つ前の駅から乗ろうなんて腹づもりの輩がそう簡単に指導に従う(指導のない時にもジェントルな振る舞いができる)訳もなく、禁止は妥当でしょうね。というか、そもそも利用者が公道に溢れる歩道を塞ぐという実情を考えれば緊急避難的に必要だと言った方が良いのかな。「F高前」バス停だけを使うようにして、例えば二列縦隊が長くなるなら学校の中まで使えば良いだけの話だという生徒部判断です(全員が同じバス停を使うなら、自分だけは座りたい乗り過ごしたくない輩も文句を言う筋合いはないはずです……感情的にさえならなければ)。
 利用者は主に中学生なので中学担任の先生方がSHRで話された時のざわめき(反抗)は大きかったそうです。高校3年生は「やっぱ中坊がさぁ」という反応が一部でしたけどそれが3年前の自分であることは言わなくても判るはずですね。

 3時起床、書斎で昨日の文系京大特講の添削の残り、入浴後に母君の朝食と弁当2つを作成、7時半に出勤(この一文、前日の日記記述をコピペして、「理系東大」を「文系京大」に変えました)。
 本日は授業無し半ドンで午前中はデスクワーク(浪人生の添削その他)。浪人某くんから漢文のプリント一式を頼まれた分は、準備した200枚超を在校中の弟くんを通じて届けてもらいます。放課後には、志望校(学部)を変更したクラスの某さんとの面談も。
 買い物を経て自宅に戻り、作り置きの料理を2品。母君がゴーヤを食べたいと仰有るので、ゴーヤ・茗荷・シーチキンをマヨネーズで和えてみました。一緒に63回生Nくんママから頂戴した「黒酢だれ」を入れると美味。
 学校に戻って15時30分から2時間の特講。この添削は明日で良いので、終了直後に自宅に戻って母君の夕食を作成。私は肉料理「I」で読書独酌……

 ……の合間、6月を振り返って驚いたのですが、読了した本が3冊しかありません。大学時代に1ヶ月間かけて中国をバックパックした時ですら7冊程度の本は携行したので、これは物心ついて以来(少なくとも小学校に入学して以来)人生において初めてのことです。飲み会が(来週も)多くて所謂「読書独酌」が出来ないというのもありますが、やはりどう考えても毎食の準備を始めたのが大きいです。家事をしながら働くって、大変ですね。
 勿論、本を読まない国語教師など形容矛盾レベルですので、何とかかんとか時間をやりくりしないといけないという思いはあります。目指せ時短料理!