ちょっと神妙な面持ちやってみ

 少し前に、長崎県の某高校演劇部のOBがF高演劇部との合同練習に協力してくれたそうなのですが、その中の一人で芸能プロダクションに所属していると言っていた青年が、今度有村架純の相手役で芸能界デビューするということがニュースになっていて、演劇部顧問先生がびっくりしておられました。サイン、貰っておけば良かったですね。
 福岡市の某高校での勤務経験をお持ちの物理先生は、当時の校門指導で池松壮亮の自転車を停めさせて指導されたそう。あとで「あれ、池松ですよ」と同僚の先生に言われ「それ、誰?」と返されたとか。高校時代なら既に『ラストサムライ』への出演を終えた後ですが、芸能界への興味が皆無で全くご存じなかったそうです。

 昨日に続いて第2回校内模試の監督。その後、センター試験の小説の得点が伸びないという生徒某くんと面談、更に別の生徒とは小論文の書き方に関して面談。校内模試の途中、自転車で自宅まで往復して母君の昼食準備。17時の終業後は直ぐに自宅に戻って入浴、私の後に母君がお風呂に入られ、私はその間に母君の夕食とお茶とを準備します(大体、毎日そのパターン)。先日国語科恩師先生に教えて頂いた「レンチン茶碗蒸し」が最強。血痰ネーミングスーパーマーケット「You Meマート」で冷凍海老が1尾ずつ売られていてこれはもう茶碗蒸しを作れと現神様(げんがみさま・現代文の神様)が仰っているのだとしか思えず。蒲鉾やオクラや菠薐草やを入れて作ってみたところ、母君が珍しく「高級料理みたい!」と絶賛して下さいました。御利益御利益。母君が食事を終えられたら私は洗い物、お休みになったのを確認してから独酌を……今日は「もりき」で、と思ったら途中からHさんがいらっしゃったので隣同士で大盛り上がり。成り行きで、漸くK市にもやって来た『カメラを止めるな!』を明日2人で観に行くことになりました。Hさんは、初めてこの映画を観た時の私と同様、全く映画の内容をご存じないまま興味だけを膨らませておられる様子。

 森博嗣『森籠もりの日々』読了、★★★★★。作家とそれが生み出したキャラクターは全くの別人格だということを前提しても、私は「無駄なことをしたくないのなら、今すぐ死んだらいい」「物理的に実現が可能なものには夢という言葉は使いません」という2つのフレーズだけで作家を買います。で、そういう感覚で作家のblog本を読んで、割とナチュラルに(言われている内容に関して、主に倫理方面で違和感なく)読み進めることが出来るんです。敢えて合わないところを無理矢理探すなら、ギャグ(ジョークに非ず)のセンスだと思うのですが、これは若しかしたら割と大きな問題なのかも知れません。