1998年の宇多田ヒカル

 4時半起床、書斎で書き物、入浴、母君の朝食準備。或る方のご教授でしばしばお味噌汁を作るようになりました(水を300mlで作れば、私が味見して母君一人分でお出しして、の分量になります)。昨日は水菜と豆腐、今日は納豆としめじ。というか、水菜を1パック買ったらこれが全くなくなりゃしない! 湯豆腐で1回、卵焼きに入れて1回、味噌汁で1回、中華風の卵スープで1回、納豆サラダで1回、あとは何があるのさ一体。

 本日はセンター評論の授業が5クラス5コマ、3限が空いているのでこの1時間を昼休みにして自宅往復(お惣菜屋さんで買い物をして帰宅して、母君に昼食のプレートを出しました)。
 センターは渡辺裕「聴衆の『ポストモダン』?」で04年の本試験……っつったら、67回生が物心をつくかつかないかという頃ですっけ。その当時の音楽環境、は今と全然違ってるんですよね(当時は配信とか無かったはず)。と言うわけで、授業の冒頭では5分ほど、当時の音楽事情(メディア環境)を少しだけ。例えば私が67回生と同じ18歳だった20年前に、「椎名林檎さん、宇多田ヒカルさん、MISIAさん、aikoさん、浜崎あゆみさん、辺りが続々デビューした……っつっても『歴史』ですよね、知らないですよね」
 放課後は、文系東大現代文特講。今日から5回で特講は終了のカウントダウン、毎回同じですが今回から5回をかけて東大現代文の人類史をざっくり追います。具体的には、本日扱う89年(高橋裕『都市と水』)から09年(原研哉『白』)までを概観しつつ、東大現代文が人類史における文明・倫理の変遷をどう見ているかを考えるという展開。ラストスパート、あなたも私も頑張りましょう!

 18時帰宅後に母君の夕食を提供、入浴。母君がお休みになった後で肉料理「I」にて読書独酌。