たかが冬の一日じゃない

 4時起床、書斎で仕事、入浴、母君の朝食準備、出勤。授業が2・3限でセンター01年野矢茂樹、これは水曜日に授業をした理系3クラスがどこも平均40点を大きく上回って上出来だった問題で、文系Aクラス、及び文理混合我らBクラスは更に得点がと期待していたら、流石文系でAクラスの平均点が45点を超えていました。高3現代文を担当するのは5回目(56・58・63・64・67回生)ですが、センター50点満点でクラス平均が45点を超えたのは初めてのことです。自宅に往復して母君の昼食、の後で学校に戻って京大理系現代文特講。本日は時間割の都合で毎週16時半スタートの特講が13時半からに変更。芥川龍之介の書簡文を使い、解説まで含めて15時に終了しました。
 仕事上がりに自転車で血痰ネーミングショッピングモール「You Meタウン」へ出掛け、「紀伊國屋書店」で本を数冊購入(K市は民度が低く、ここでも仲島ひとみ『大人のための学習マンガ それゆけ! 倫理さん』は品切れでした)。因みに、昨日の日記に書いた折坂悠太『平成』は「タワレコ」で手に取って買うか買わないか迷って今回は見送り。イベントコーナーでは市内で有名な餃子屋「K」が試食即売会をやっていたので、冷凍の餃子鍋を1パック。これは母君用で、10個入っていたから3回に分けて出します(早速今日の夕食に)。

 夜は「もりき」で独酌。小上がりに3名、カウンターで2名、それぞれ鴨のコースの予約が入っています。小上がりの代表は昔近所の焼肉居酒屋「M」(今は閉店)の大将だったお父様(自衛隊上がり)をお手伝いしていた女性で今は近所でスナックを開いている方、カウンターは同じく自衛隊関係で今年の日本酒の会(「仙介」)に来ておられた方々。マスターから鴨のつみれ鍋だけなら1人前出せると言われたのに従って、今季初鴨料理(正式に注文したものとしては初めて)。鴨の出汁は相変わらず絶品。ただ、今日のつみれはいつもと違ってえらく肉肉しい(ちょっとパサついてるくらいの)噛み応えで、鴨の味わいは強いけれども私にはちょっと合わない感じ……ということを素直に伝えたら、案の定つなぎの片栗粉を使わなかったそう(実験なのか、予約の人たちで使い切ったのか)。「バレたか」って、そら判るわ。〆は蕎麦でなく餅しゃぶにしました。

 数日前の日記でまだ早い的なことを言っておきながら、年末上京の夜の店をそろそろ考え始めているところ。実際、小市民の分際ではありますが、人気店は1ヶ月前じゃ遅いというイメージを持ってたりします。
 56回生「イツメン」は25日と予定が決まっていて「【悲報】男4人聖夜予定全空き」って感じなのかな、と職場でポロッと言ったら世界史女性先生に「そういう意味の予定は24日だから25日は別に空いていても『悲報』ではないのでは?」と言われました。38歳からはそういう感覚さえ蒸発しています。
 でも、そうは言っても、25日の飲食店っつったらまだクリスマス真っ最中ですよね。「折角だからちょっと良いところでパーティーしようぜ」って感じになってるんですけど、男衆で「ちょっと良いところ」に行って、食事の後も「ちょっと良いところ」を予約してるようなカップルにぐるり囲まれるのは嫌だよなぁ、と思う。その後が恐らく雀荘であろうこちらも惨めだし、カップルの側にとっても男衆は「逆ポプリ」だろうし。でも、チェーンの居酒屋だとかは流石にご免だし、まぁ割烹系の和食か現地人系の中華かが無難かなぁ。あ、恵比寿に最近出来た「素麺居酒屋」にも行ってみたいな。
 61回生Sくん(東大医学部様)ご一行(私を含めて4人組)はあちらのご希望で新宿辺りの焼鳥、という話になってまして、だとしたらお店はほぼ一択なんですけれども、これは週明けの予約の成功不成功次第ですね。
 うん、やっぱり店選びは楽しい。