人生バラ色おしゃべり七色

 小学校の頃は毎週土曜日の学校が半ドンで終わると走って自宅まで戻り、先ずは何を置いてもNHKの『生活笑百科』を観る。勿論お目当ては「浪速のヤング主婦代表」で、こんなに面白いオバチャン(今の私より年下ですけれど)が居るんだと毎回腹を抱えていた口です。ので、『M-1』は観ませんし当該の若手芸人2人もTVで観たことがないんですが、幾つかのニュースは確認しています。
 泥酔の余りの失敗なのか話題作り(炎上芸)のつもりなのかは知りませんけど、どちらにしてもちょっと驚いたのは「売れるために審査員する」という言葉。上沼恵美子を「売れてない」カテゴリに入れるのって、幾ら何でも無知すぎなんじゃないかと思うんですが(たとえ当該の人たちが東京の人たちで大阪のことをよく知らなかったと仮定したとしても←どこ出身の芸人なのかも知りません)。

 本日は授業3コマで、昨日も扱った『都市の憂鬱』。20世紀末に書かれた本の中で近代における日記の発生を論じた文章だというのは昨日書きましたが、それだからこそこの文章を扱う授業の冒頭では「ここで言われる日記というのは担任に読まれることを前提にしたネット上のブログのことではなく、自分以外誰も読まないことを前提に紙の上に書く日記のことなので、くれぐれも取り違えないように」と注意する必要があります。何しろ、生徒にとってこの文章が書かれた20世紀末(出題は01年)といえば、彼(女)らがよく知っているブログ的なものは日本でさほどの市民権を得ていない、そして何より彼(女)らがまだ生まれていない、という「歴史」も「歴史」という時代なんです。
 っつか、私、彼らが生まれる前からずっとブログやってることになるのね。よっすぃに作ってもらった日記サイトの掲示板が在校生に荒らされまくった頃とか、懐かしいなぁ(しみじみ)。

 本日は放課後に長い会議があり、その後は図書館の監督や施錠の仕事もあり、帰宅が随分遅くなりました。母君に夕食をお出しして入浴、その後で「もりき」に入ったのが既に19時半。これは私にとってはとても遅いスタートで、マスターにも驚かれました。
 先日、中洲の有名な焼鳥屋の料理長さんが鴨のコースを食べに来たそうです(常連の高校33回生H先生がお連れしたそう)。金払いも持ち込みの酒のグレードも凄かったそうですけれども、何より凄かったのがテーブルの鉄板で自分で焼く鴨・葱の焼き方が尋常でない手際だった、という。「あんなに煙を出さずに上手に焼く人、初めて見た!」