嵐前の静けさ~あ~あ~あ~

 昨日の日記で「センターの解説」と書きましたが、最初うっかり「センターの開設」と打ってしまっていたのを暫く書き進むまで気がつきませんでした。まぁ確かに普通は「開設」ですよねぇ(昨日の日記には、「デイケアセンター」と「センター試験」という語が登場しています)。

 で、本日は4時前に起床、書斎で板書準備をしました。
 今日から始まる二次対策授業は、全てコース別110分の授業が2コマ行われます(1・2限/3・4限)。2コマ終わった後はSHR、5・6限に相当する時間には選択式の特講が行われるので、特講がない生徒は下校することになります。
 具体的には、私が二次対策授業で行うのは「東大文系」「難関大文系」「東大理系」「京大理系特講」の4種類。2月4日の二次対策授業終了までに、「東大文系」は4回、「難関大文系」は4回、「東大理系」は2回、「京大理系特講」は2回行われることになります。全て二次試験(記述式)の対策授業ですので、毎回の講義の後には添削答案がやって来ることになります(未明の書斎で添削します)。
 で、本日初日に行われるのは「東大文系」「東大理系」の2コマ(4限)。どちらも19年センター(沼野充義)の解説で15分、、13年東大(湯浅博雄)の生徒解答が65分、その解説が30分という時間配分(解説は30分では足りないので時間はオーバーします)。
 ですので、未明の書斎で板書準備したのは19年センター(沼野充義)の解説、及び13年東大(湯浅博雄)の解説。昨日の日記に書いた通り、この2つの問題は同じ内容を扱っていますので、前者の解説がそのまま後者の導入になるのです。

 出勤後、B組ロッカーの上に置いてあるプリント提出・返却BOX「添削堂」を覗いたら、早速東大過去問が何枚か入っています。武者震い。
 SHRの後、午前中4限(二次対策授業2コマ分)はあっという間に終わり、13時の帰りのSHR後には手元に東大13年の答案が文理合わせて60枚超。1枚8分としたら、集計まで合わせて9時間。明日の朝8時までにこれを終わらせればよく、それまでの時間は19時間。これは流石に余裕……かと言えばそうではなく、今日は夜に出張がある!

 昨日のセンター自己採点、データは各予備校に送られているのですが、九州の雄「K予備校」は全国規模の母数ではないこともあって集計が早く、何と今夜にはその集計結果を発表できるんですね。市内の「K」ホテル会議室で、19時から個人データの受け取りと傾向の説明会とが開かれ、市内中の高校の先生が集まるのです。九州限定のデータなので東大や京大やを志望している生徒への影響は大きくないですが(それは木曜に発表される全国規模の予備校調査を待たざるを得ませんが)、たとえば九大や佐賀大等のローカル(?)な国立・私立大学のデータならかなり正確な物が得られます。その会議に出席する出張があるんで、18時以降は潰れるんですね。実際には、自宅で母君の入浴のお手伝いや食事・皿洗い等がありますので、17時以降が潰れることになります。

 だから、雑務を片付けた上でプリント携えて帰宅した14時から3時間は、みっちり添削をしないといけないんです。

 それなのに。

 14時30分、完成させたばかりの組み立て式の本棚に書斎積ん読の本を70冊ほど詰め込んでうんうんと悦に入ってる私。ノルマがあると部屋掃除の法則にどっぷりはまって現実逃避で、実際に添削を始めたのは15時でした。17時半まで採点の後、母君の入浴のお手伝い、夕食作成、皿洗い。
 18時半にタクシーで自宅を出発して、「K予備校」のデータ報告会。20時にタクシーで移動して「もりき」、1時間の読書独酌の後で帰宅、21時半に就寝。