あの子を見受けておくんなまし 酔いどれ張り子の物語

 5時半起床で7時過ぎに校門をくぐる。昨日と同じ動きですが、敷地内の引率者(塾関係者・保護者)の数が中学入試よりは少ないのが高校入試の毎年の傾向です。今日も朝食作成と洗い物とがなく朝はゆったり。朝夕の薬は看護師の方に管理をお願いしているので飲み忘れることは絶対にないのですが、一応、8時と18時とに電話をして母君に確認を取るようにはしています。

 で、高校入試に関しても「1限目の国語の監督をする」「それ以降は深夜まで採点をする」だけです。少し違うところと言えば、作文の採点がないので「深夜まで」というのは多少大袈裟かなぁ、というところと、中学入試と違い高校入試では塾が国語の解答速報を作らない(数学と英語だけだったかな)のでその分楽しみが減る、というところの2点ですね。昨夜「もりき」から自宅に帰る途中で、飲み直し用の缶ビールと一緒にお茶・カフェラテのパックを買っており、電子ポッドの横に設置。昨日同様、鹿児島県にある九州で一番知名度の高い進学校と受験日が同じということで、別日程だった昨年よりも受験者は減っています。
 夜まで採点。高校入試国語の出典は、中野好夫「言葉の魔術」、青木奈緒「尾ひれのついた紹介」、井原西鶴『日本永代蔵』でした(これを井原西鶴著とするのは「便宜上」になるのかな。森銑三翁に叱られてしまうやも……)。

 深夜の有志打ち上げは10人、心地よい疲れと酔いに任せて参加者の口調は滑らか。でも、「全員野球」の後ですから、ネガティブな話題はほぼ皆無で、あらこのメンバーってこんなに穏やかな性格の人たちだったかしら、なんて。今年度新任の或る先生をお誘いする時には、あたかも恒例の正式な行事であるかのような雰囲気を匂わせつつ、私「まぁようは騙くらかしたんですけれども」 新「えっ、そうなんですか!?」

 健康的に(っつーか時間的にか)1軒で解散。飲み会の途中、携帯にライブバー「A」のマスターからショートメールで本日のライブへのお誘いを受けていたので、打ち上げに差し入れでも、とお店へ(途中でシャンパンを購入して)。したらお店はシャッターで、どうやら別のライブハウスでのイベントだった様子。電話したら打ち上げ会場はお店から徒歩圏内にあったので、差し入れとご挨拶だけとを済ませてタクシーで帰宅しました。

 健康睡眠。