まるで自分ひとりだけが

 『99人の壁』に東大クイズ研究会の先輩Sさんが出場なさって100万円を獲得なさったという情報が、TwitterのTLに。ジャンルは「昭和お笑い史」だそうでこれは然もありなん。5期上の方なので直接お目にかかったことは数度しかないのですが、伝え聞いた話や嘗て読ませていただいた文章などから推察するに、他にも取れるジャンルがいくつもありそう。秋田で教鞭、国語教師としての先輩でもあられます。
 Sさんは勿論、15期のTさん(F校の先輩でもあります)、18期(同期)のがっ様・オツカル様がそうでしたが、私が現役会員だったころのTQCには芸能に異様に詳しい人たちがいました。最初は中高6年間寮生活(TVは自宅帰省の土曜夜だけ)のハンデなのかとも考えましたが、直ぐにそうではなく彼らが絶対的に異様なんだと判りました。18期2人に至っては、40歳近い今も現在進行形で常に情報更新をしててやっぱり異様なんです。
 さて、よく考えたら「昭和お笑い史」って面白いワードだな、とTwitterで検索してみたら、Sさんのボタン捌き(早押しボタンの押し方)がプロのものだと指摘する声や、Sさんの古典の授業が楽しかったという元教え子らしき人の声(これは冥利ですね)や、色々と。あと、自分ならブロック出来た(出来なかった)という声が溢れていて、番組が視聴者を巧く乗せている様子が窺えました。

 大島薫『大島薫対談集 贅沢なカラダ 好きなものを着て好きな人を好きになった7人の賢者にボクが聞きたいこと』読了、★★★。最初の対談相手がしみけん氏(クイズ好きのAV男優)だったんですけれども、食便の話とクイズの話を違和感なく同じプレートに載せてきたのには思わず笑ってしまい、それが本書のピークだった。サムソン高橋氏によるゲイコミュニティの終活観とか、安冨歩氏による東大dis(←お家芸)とか、ちょこちょこと面白い箇所は。こういう本を抽象するとついつい「みんなちがって、みんな(どうでも)いい」に落ち着いてしまうから、そこの自重はいるかな、と。

 3時起床、自宅書斎で添削。通常通りに出勤して半ドンの授業(文系難関大学コース)。自宅に往復して母君に昼食をお出しした後、医学部「志望理由書」の添削や面談を。15時に仕事を切り上げて自転車で血痰ネーミングショッピングモール「You Meタウン」へ。書店と食品コーナーとを回ってから16時半に帰宅。入浴、母君の入浴のお手伝い、夕食作成。夜は居酒屋「A」で読書独酌の後、タクシーで文化街に出てライブバー「A」。最近入り浸ってますけど、完全にここのカラオケがストレス発散になってます(おっさんだなぁ)。