えっ、勘違い? 春田、勘違い?

 3時半起床、書斎で添削。入浴後、母君の朝食を作ってお出しして、書斎で添削の続き……をしていた8時55分、主任地理先生から携帯に電話がかかってきました。
 地「池ノ都先生、今どこ?」
 私「(嫌な予感)えっと、まだ『外』ですけれども、何か?」
 地「いや、あと5分でテスト会始まるでしょ、問題どうしよう、って」
 私「……今日って、水曜ですよね?」
 地「いやいや、木曜」
 10分後には着替えて学校に居たところ「だけ」は自分を誉めたい。最初の返しで「自宅」ではなく「外」って言ったところに焦りと卑怯とが窺えますが、とにかく「今日が国語のテスト会」だということを完全に失念する痛恨。テスト会は各大学9時に一斉スタートですが、生徒にお願いして9時半からに変更してもらいました。何しろ、明日がテスト会だと勘違いしていた私、問題原稿をまだ印刷していなかったのです。印刷室の事務員さんに米つきバッタでお願いして手伝っていただき、何とか9時半開始に滑り込めた格好。原稿準備が終わっていなかったら完全に「アウト」でした。

 用意した問題は7種類。東大文系は150分、九大・京大文系は120分、一橋大・神戸大・東大理系は100分、京大理系は90分の試験時間ですから9時半に始まったテスト会の全ての答案回収を終えたのは12時過ぎ。その後、自宅往復で母君に昼食をお出ししたら、現代文100枚超の答案の添削をひたすらガシガシと。
 答案100枚の添削、1枚を7分で計算したら12時間。答案は明朝8時に返却BOXに入れますので、本日13時から明日8時までの19時間の間にそれだけを捻出したらいいことになります。家事でしょ、飲むでしょ、寝るでしょ、という時間を考慮したらまぁギリギリ大丈夫かなというところ(飲みはしますよ、ええ)。

 添削は途中で場所を自宅書斎に移して18時過ぎまで。母君の入浴のお手伝いや夕食作成やに多少時間を割きますが、基本的にはノンストップで赤ペン・青ペンを駆使、掌は直ぐにインクで紫色になります(赤と青って、混ざるとホントに紫になるのねぇ)。
 18時半に入店の「もりき」を出たのは20時、帰宅後は直ぐに就寝準備。今日マスターに出してもらったすき焼き風の素麺(馬肉使用)はめっちゃ美味しかったなぁ。馬車馬のように働けっつーことなのかなぁ。

 蝉川夏哉異世界居酒屋「のぶ」五杯目』読了、★★★★★。眠りに落ちる前のベッドで、ラスト1章だけ残していた分を読みました。明日も頑張ろう。