心の窓に ともし灯を ホラ

 木曜日の高1A自己紹介(茶話会)はまぁ楽しかったんですけれども、やっぱり50分じゃ終わりきらなくてちょっと帰りが遅くなって、外進組は大変ねぇ、とかお気楽に考えてたら金曜日に一気に3人休んだ(木曜日まで全員無遅刻無欠席だったのが凄いですけど)。担任英語先生に「お菓子袋ですかねぇ、駄菓子で倒れるくらい育ちが良い子たちだったんなら、私、大変なことをしちゃったのかも」と言ったら苦笑いでした。ここが正念場というところ。黄金週間が終わったら、随分楽になるはずです。

 本日は授業が1限(高1外進古文)のみで、午後に出張で博多に向かう用件。「日常性の維持」派なので出張は好きではないのですが、進路指導部主任とかいう役職(役職というほどのものではない……と言ったら「仕事舐めんな!」と言われそうですが、手当がつかんなら役職とは呼ばんぞこちとら……ですが)に就かされてしまったら、多少は対外的なことをしなくてはならないようです(勿論殆どは部長の数学先生が行うのですが、授業等の都合で不可能な時に代行するんですね)。
 で、本日の出張は博多駅近くにあるY予備校で、数学・国語・英語の3教科に関して新テストがどうなるのかその為に教員はどのような準備をすれば良いのかという講演を(分科会ではなく3教科とも全体会の形で)聴くというお勉強会。数学・英語とも基本的なことを判りやすく説明して下さる形で他教科に配慮している様子で、私でも(高3時に現行のセンター試験を受験した記憶がうっすらと残っている程度の人間でも)新しいテストが何を目指しているのかを(鵜呑みにして良いのかは棚に上げたら)うっすらと理解できるような感覚でした。数学も英語も、結構変わるんですねぇ。その点国語は全くもって何にも変わらない……と思っているのですが、若しかしたら他教科の先生が見たら「結構変わるんですねぇ」という感想になるのかなぁ、というなかなかに珍しいアプローチで自己客観なるものをやってみる契機になったのかも知れない(諄い)と言う意味では得るもののあった出張でした。あと、やっぱり予備校の先生(東京会場の中継で、要は花形講師様たち)は挙措堂々弁舌滔々でこちらは仰ぎ見るばかり、国語のF・A先生は相変わらずNON STYLE井上っぽくて素敵でした。

 K市に戻ってから、西鉄で58回生Fくんと落ち合い(母君の夕食はお刺身を中心に作り置いてます)、予て約束していた通りに飲み会。母君がお世話になっている「S病院」で研修医2年目のFくんは多くの患者に頼られる「先生」なんだから、
 私「あのさ、その何につけ不平から入るトークアプローチ、改善しないの?」
 F「先生だって、俺の文句言ってんじゃん」
 私「あ、『差別主義者を差別するな』とか言うタイプ?」
 F「も~、嫌やわ~」
 とかブーブー言いながら、結局3軒6時間とか飲んで、しかも後半2軒4時間は両方ともカラオケ付きだっていうんだから、まぁ仲が良いっつって間違いないんでしょうねぇ。