火の玉ボーイ 疲れた顔して去ってゆく

 3時起床、入浴後の4時過ぎから書斎でデスクワーク。本日は授業・特講が3種類あるので、その板書準備から。私はびっちり板書をする派で(書き写しは強制しません)、縦書きの行数が少ないときで40行、多いときで60行超。理由は、そうですね、授業中は教材か黒板かを観て、出来るだけ私を観ないようにして欲しいからということにしておきましょう(案外本当にそうかも知れません)。板書は事前に完全に下書きをしておき、授業ではそれをほぼ一字一句変えることをしません。板書計画をしている間に、50分で話したいネタは大体固まります。板書することについては全て話しますが、話すことを全て板書する訳ではありません。板書準備が終わった後、コンビニでパンとサラダとを買ってきたら6時半過ぎ、そろそろ母君が起き出してくる時刻です。
 母君の朝食を出して(私は朝食を摂りません)、出勤。本日は昼の自宅往復の暇がないので、母君には先程買ってきたパンとサラダとをお昼に摂って戴くようお願いしました。
 1限は高1「木曾最期」、2限が高3『新序』、3~4限が高1「木曾最期」。昼休み・5限の110分で2限の答案を添削し、6限が国語科会議。高3の文系担任の先生方に帰りのSHRで先程の添削答案を返して戴けるよう託し、7限は高1「木曾最期」。今日は特講があるので、8限が高3東大理系漢文で扱う教材が『春秋左氏伝』。

 特講終了時には既に18時を回っており、夜が早い母君はかなりお腹を空かせておられるだろうということで、たまに他の先生方から注意される勢いで自転車を漕いで帰宅。帰宅した私の顔を見た母君は開口一番「今日はお風呂に入らない」と仰ったので、追い炊きをしている間に炊事をして、母君に夕食をお出ししてから入浴。浴槽に入って一息ついてから、漸く「あぁ、お風呂に入らないというのは、私に気を遣ったわけね」と気づきました。入浴のお手伝い、別段大した手間ではないのですが、開口一番だったということは余程疲れた顔をしていたのでしょう。明日の未明添削に失敗してもあれですし、今日は母君の言に従ってお風呂は我慢して戴くことに。

 自宅近くの居酒屋「A」にて軽く独酌読書、21時半に就寝。