ふるさとのあの人の あの人の あしもとに

 本日は授業が無く、来週の第1回定期テストへの作業の手始めとして、高1A(外進クラス)の古文を作成。分量も配点も完全に目分量で作問した後、解答欄を作ってみたらB4用紙に5mm分の余白もなくピタリとはまり、完成時には一人で「天・才!」と悦に入る。古くさいですが、私は試験の解答欄は5mm罫線がついたB4のコピー用紙に定規・鉛筆で線を引きながら作ります(一行が横1cmの欄になります)。PCで作ろうと思えば作れるんですが、手書きでやった方が問題のボリューム(解くのにどの程度苦労をするのかとか時間がかかるのかとか)を身体で想像できるからです。
 高1(70回生)は私が出題する試験を受けたことがありませんし、部活や寮や塾などの情報網でも流石に7年前の定期テストまでは押さえられないでしょう(私が高1古文を担当するのは7年振りです)から、お生徒さんたちは初対面の教師の試験をほぼぶっつけ本番で受験することになります。そこで、各クラスの黒板に、解答用紙を事前に掲示することにしました。分量の把握ができますし、賢い(賢しい?)子なら幾つかは設問まで予想できるかも知れませんね。

 母君は相変わらずのペンギンさんで、立ち座りから不自由です。暫くは居間でのフローリング就寝が続きそうですね。夜の粗相が怖いから、トイレに行きたいとき(或いは、残念ながら粗相をしてしまった時)は私に声を掛けるようお願いしているのですが、起こしたら悪いとか何とか言って声かけをしようとしないんですね。それは気遣いじゃない、汚される方が困るんです、とまでは「まだ」言っていません。突然足が動かなくなった不安の只中に居られる方を良かれであっても傷つけるような発言をするのは、そうですね、介助介護が次のステップに移る時で良いかな、と。
 母君がお休みの後、これでよく遠出をする気になれるなぁと我ながら苦笑してしまいますが、二日市の「月空」へ。マスター(63回生Mくんパパ)手づからの生姜佃煮を乗せた冷や奴が美味でした(ネギとごま油でビール瞬殺)。K市に戻ってから、ふと文化街「S」へ。最近大病から戻られたママさんに、母君との生活のお話を色々聞いてもらいました(我ながら、齢とりましたねぇ)。