君は何だか楽しそうだな 僕と似てる

 矢野耕平『男子御三家 麻布・開成・武蔵の真実』読了、★★★★。「麻布の常識は世間の非常識、世間の常識は麻布の非常識」というフレーズの「麻布」を「F校」に置き換えたらF校を表すフレーズになるくらいですから、麻布には勝手に親近感を覚えている私。実際、教職員と生徒とは対等が当然で、つまんない授業をしたり生徒に迎合したり戦闘能力が低かったりする教員は生徒から手酷い「制裁」を受けるのが当たり前という話、共学化する前のF校にかなり近しいような気がします。ただ、とある卒業生が語っていた「年若い女性の先生を泣かせてしまった時には生徒一同本気で反省した(大意)」というのを読んだ時には「なんだ、意外と優しい都会の坊ちゃんなんじゃんか」という思い。F校生は、基本的に男女差別なく泣かせますよね。

 さて、日曜日に小倉で「第14回全国高校生金融経済クイズ選手権 エコノミクス甲子園」の福岡県大会というものが開催されたそうで、我ら高1のクイズ研究部のメンバー2人(2人1組)が優勝を決めたという知らせ。
 御目出度う! 第4回定期テスト2日前の大会参加だけど御目出度う! 健闘を讃えます!
 ……ということで、朝の職員朝礼で、2/7(金)~2/9(日)の3日間かけて東京で開催される全国大会に出場することを報告しました。先生方、拍手はして下さったんですけど、内心「何、その大会?」ってとこでしょうねぇ。

 その後、管理職の先生に「全国大会出場なら引率出張に行くように」と言われました。え、私、東京に行けるの?
 さらにその後、大会世話役の北九州銀行の方から電話があり、「大会の開催中、2/9(日)を除く2日は完全非公開の形で行うので、引率教員は生徒と別の場所に宿を取って、2/7(金)と2/8(土)とは別の場所で待機して欲しい(生徒は会場施設に宿泊缶詰)」と告げられる。
 別の場所で待機=自由行動。
 いやっっっっっっっっっっほい! 私、金曜土曜に東京で自由行動!? 決勝の2人、「御目出度う」を撤回、いや撤回する必要はないか、とにかく「有難う!」を、「有難う!」を付け加えます。

 授業は高3文系二次漢文が1コマだけでこれは帰りまでに添削してSHRで返却。それ以外の時間のデスクワークは高1古文の定期テスト作成(昨日メモ帳に書いた箇条書きを見ながら、頭の中で熟成させた問題をタイピング)。
 放課後には高3理系漢文特講。半年は短い。今日が最終回です。東大志望の理系諸氏が二次試験の問題に再び集中するのはセンターの後、ここから暫くはセンター試験対策に特化した勉強をします(勿論、個人的に解いて提出された答案については添削してお返しします)。

 高1Aの黒板に、明日から4日間の定期テストの時間割を全て書き上げました(副担任としての仕事)。左半分に初日・2日目、右半分に3日目・4日目を書きます(時限・科目名・開始終了時刻・提出物有無)。
 毎日書き換えるのではなく、黒板一面に書き上げておくと、判りやすいですし、この先のノルマが全部見えて計画を立てやすいですし、終わったものから順番に消していくことで達成感と次へのやる気が出てくる効果があるのでは、と思っています。

 夜は二日市まで出て、焼鳥「月空」で。特急で片道15分超な(駅までの道のりもある)んですが、それでも定期的にここの焼鳥(というか、料理が)食べたくなるんです。