このご恩は、自分がこれから教える学生に返します

 松田奈緒子重版出来!(14)』読了、★★★★★。派遣切りの起死回生、河さんがクラウドファンディングで新しいブックカフェをオープンする話は「熱い」です。私は「こんな空間がK市にもあったらいいなぁ」という感想で、本をお貸しした数学関西先生のご感想は予想通り「ワシも学校辞めてこれやろうかな」

 7時半出勤、午前中の職員室でデスクワーク、11時までは誰も来なかったので空間設備独占状態です(高3生はぼちぼち日曜出勤、各クラスで自習をしています)。授業準備、浪人生の答案添削(時期的に、これが本番前最後のターンでしょうか)、等々。

 トイレに行こうと職員室を出たら、67回生Mくんとばったり。高1Aの時に担任をやった彼はK市在住でご家族がF高親玉大学でお医者様。熊大医学部が志望だった彼はマイペースの権化さんなんで、確か最初の2者面談で私が言ったのが「実力的には通る。勉強が面倒になったら、F高親玉大学(私大医学部)でも良くない? って邪念が起こって、それが最大の難敵」という助言(なのか?)。で、現在彼は熊医1年生、お見事。で、その彼が職員室(私以外)無人の学校に、大きなビニール袋を提げて。
 私「何やってんの?」 M「休日にも学校で一所懸命勉強をしている後輩(68回生高3)たちにお菓子の差し入れをと思いまして」 私「なんで?」 M「去年、僕も、名前も知らない先輩から差し入れを戴きまして、『こんな先輩になりたい』と思ったからです」
 ほぅ、ってなりました。

 13時に仕事を上がり、雨なのでタクシーを呼んで中心街の郵便局へ。「ゆうゆう窓口」で浪人生への添削答案発送を。そのまま近くの居酒屋「K」に入って、軽くビールを飲みながら読書。17時前に帰宅後、入浴。リビングで軽くビールを飲みながら読書。

 健康睡眠。