Rescue 迷宮から 救って

 大学は例年通りの日程で動けず学生は不自由を感じ、オンライン講義の質にも限界があります(オンラインをやらなければ怠惰だと責められ、やれば低レベルだと責められ、という日本中至るところにおける教育現場の疲弊が目に浮かぶようです)。加えて、通学・サークル活動・飲み会・バイト等々の時間を取り上げられて自宅に軟禁されている学生には「受験勉強」をする時間的余裕もある。
 ということで、きっと出ると予想していたら果たして出てきました。現浪問わず、第2志望に進学した卒業生が、5月の大学再開を待たずに仮面浪人に切り替えるケース。気持ちは分かります(但し、次の入試は不確定要素が多すぎてやや怖いですが)。

 9時に出勤して、生徒宅に送る郵送物(連絡・答案・新たな課題、等々)を学年担任団で封入する作業。今回は段ボールではなくて封筒なので比較的楽ですし、スペースを取らないので高2Aの教室で出来ました。勿論、入口や窓は全て(廊下の窓も)オープンで「密」を避けます。梅雨の雨の日でも、夏のうだる日でも、「密」を避けるためには窓を開けて授業をしなければ(生徒は受けなければ)いけないんでしょうねぇ。

 午前中のみの出勤で午後は帰宅、クール宅急便で宮崎の地鶏が届きました。コロナによる出荷停止で廃棄の危機にある商品の救済(コロナレスキュー)で、今朝はバウムクーヘンやお茶漬けのセット(結婚式場の引き出物が宙に浮いたやつ)をネット注文しています。
 本日届いたのは、「かねまる地頭鶏農場」から一羽丸々の冷凍肉と炭火焼セットと(「地頭」っつー言葉はあんまり好きじゃないんですけど。「地頭鶏」と書いて「じどっこ」と読むそう)。私は炭火焼だけもらって、一羽分はHさん宅に差し上げました(母子自宅籠城、他人事とは思えませんからね)。

 4/23の「自粛御膳」。
 筍ご飯・鰤しゃぶ・トマトスライス。
 魚しゃぶにしようとブリ・サーモンを柵で買ったらブリだけで十分な量があったので、サーモンは明日に回しました(冷蔵庫の野菜と合わせて三平汁が作れます)。日本酒は長野「真澄」の純米吟醸ひやおろし。折坂悠太くんの1合徳利(可愛い)で飲めば甘し、旨し。