お久しぶりね あなたが来るなんて

 授業が出来る歓び、今日は1限に文系の(昨日とは別のコースの生徒への)二次漢文、教材は昨日と同じ12年東大です。前日から板書準備を終わらせておき、担任の先生にお願いして5分早く授業を始めさせて貰い(朝のSHRを短めに終えていただき)、昨夜の内に話す(解説する)内容を割と端的に刈り込んだつもりではあったのですが、それでも5分以上オーバーしてしまいました。元々が45分で5分短縮の授業だからと言ってもやり過ぎで、やっぱり話したくて話したくてたまらなかったんだなぁ、と。

 授業後は、添削の前に(今日が登校日の)中3の学年集会で少しお話を。これは、高2担任団でも時間割係(教務主任)でもなく、国語科主任という立場でのお話。実は、中3で今年度「国語Ⅲ」という週1回の漢文の授業を担当するご予定だった非常勤先生が一身上の都合で急遽退職なさることになったため、その代替措置を説明しました。現在新しい講師を募集しているので、それが見つかるまで、国語科の9人が輪講をするという形式をとります(一人に押しつけるのは負荷が大きすぎて無理です)。具体的には、第1回定期テストまでの4回の授業の内、最初2回(文法概説)を中3国語先生が、その後の2回(「漁夫の利」と「虎の威を借る狐」と)を私が担当し、定期テストは2人で50点ずつ作成・採点をするという形(第2回以降は、別の先生がご担当)。
 一人の教員が注力しないということにご心配の向きがある方も居りましょうから、こちらの授業にも充分以上の注力をしなければなりません。私は6月の後半に2回分の授業を行うので、その分の授業プリントは全て準備をし(流石に板書計画は直前にやりますが)、定期テストは既に作成しています。
 言ってみれば、生徒にとっては(皿こそ選べませんが)国語科回転寿司です。私はカイワレだとか茄子だとかの安い握りですが、国語科にはトロイクラウニ穴子一本も居りますので(怒られそう)、生徒にとっては意外に面白かったりするかも(合わないと思った教員が居ても2~3回で流れていきますし)。

 集会の後は添削をガシガシ、帰りのSHRまでに返却。その後、7月半ばまでの(判っている範囲での)時間割変更を終わらせ、それを印刷して(印刷事務の方に印刷・折り込みしていただいて)全職員の机上に置いていきました。終了17時。

 帰宅がやや遅くなったので(と言っても18時前ですが)、入浴後、本日は自粛御膳をストップして街中(まちなか)へ出てみました(ドキドキ)。母君のお食事でもお世話になったママさんの小料理屋、名前は内緒です(元々看板が出ていない顔認証のお店で、且つ現在は自粛縮小営業中なため)。嘗て無いピンチをデリバリー等のサービスで凌ぎながら、現在は人数限定・時間限定の営業中(私も電話で予約を入れました)。前述のように母君のお食事にも美味しいお土産をたくさんいただき、ご恩のあるお店なので心配しいたのです。ママさんはお元気そうだったし、お料理(小鉢ずらり)もお酒もいつも通り美味しかったので安心・満足(実際、日本酒セラーのお陰で何とか保ってますけれども、特別美味しいわけでも手が込んでいるわけでもない自分の料理ばかり食べてると、何だか悲しく・情けなくなってくるんです)。
 日本酒は高知「酔鯨」(純米吟醸酒 吟麓 summer)、福岡「繁桝」(純米大吟醸 夏に降る雪)。Facebookで「もりき」が「Ice Breaker」を紹介していましたが、本格的に夏酒が出て来始めた様子です。