こんど 友達を誘って 遠い町まで行こう

 代理注文を頼んでいた63回生Eくんが、「珍獣屋」が商品の発送手続きを完了させた、という連絡をメールで。リス・キジ・カンガルーのチタタプ鍋、及び山羊の睾丸麻婆豆腐(キンタ麻婆)が明日到着します。楽しみ!
 Eくんには、お礼に今度何かを御馳走しましょう(初任給で奢って貰うという予定もあるんですけれども、何だったら2軒行くか2日呑むかすれば良いですね)。次に東京で会えるのはいつになるでしょうか……っつか、9月まで完全リモートって言ってたEくんは東京に居る意味があるんでしょうかねぇ(あちら、何だかコロナがまたまた増えてますし)。

 早朝起床、入浴後に書斎で書き物、徒歩出勤で学校入り7時。本日、高2は外部模試の受験で授業無し、私は2限に高3文系の授業があり、放課後には8限に相当する時間に東大理系漢文特講(初回)があります。

 高3は先週から授業が始まっているので二次対策文系は2度目、今回は九州大学の03年の問題を使います。先週の東大12年と同じく、問答体の君臣論、適切な進言・諫言で国を正す(国家・君主の危難を予防する)ことを勧める内容。九大の漢文ははっきり言って東大の漢文よりも難しく(少なくとも難しい年が多く)、生徒は難渋していました。でも、「朱子・韓非・玄奘・韓愈・荀子墨子屈原関羽李白司馬遷」の中から春秋戦国時代の人物を全て選べ、程度の問題は間違えちゃダメ~(流石に、現役時代の世界史弱者……校内模試の4回平均が20点台……の私でも答えられるレベルです)。文系クラス担任はタメ年世界史先生なので、みっちり叱っていただこう。
 2限終了後は添削をガシガシ(帰りのSHRで返却)、その後、昼休みの時間を利用して学校近くのスーパーに往復しました。

 スーパー「BIG」はAEON系列、店内BGMの「ビッグ・ビッグ・ザビッグ♪ ザ・ビッグ♪」という歌声の微妙な音の外し方が私をイライラさせる店なのですが、今日は帰りが遅く(特講が終わるのは18時過ぎです)しかも翌未明に添削を控えているので買い物の暇が昼間しかなく、仕方なしに。
 で、歩いて10分の入り口前に来て、札入れを忘れたことに気づきました。サザエさん小沢健二かというミス、一瞬学校に戻ろうかとも考えたのですが、ポケットの小銭入れを漁ったら827円……食材チャレンジです。
 本日はチゲ鍋です。冷蔵庫にニラ・長ネギ・ハンペン・豆腐・春雨があるので……白菜(1/4)は欲しい、えのき茸(1袋)は欲しい、豚肉(切り落とし170g)は絶対、後は適当に惣菜を1種類とミネラルウォーター、と税込価格を計算しながら籠に入れていき……レジにて、計822円。別売りのビニール袋が1枚3円。
 勝った。

 模擬試験が終了し、生徒が下校した後の高2フロア。担任団9人が集まって、全ての教室の全ての机・椅子・教卓・ドア・手すりなどを拭き上げる消毒作業。人海戦術(?)ですが、全部やるとやっぱり30分ほどかかります。使い捨てのビニール手袋が支給されているのですが、私の手よりも随分小さなサイズなのでムチムチ、というか直ぐに破れそうになって大変。保健室の先生にお願いして、Lサイズを準備していただくことになりました。こういう細かい所が、コロナ禍のいちばん嫌な所なのかも知れません。

 8限、16時50分~18時5分、東大理系漢文特講。40人超というのは最近では多い方で嬉しい悲鳴(頼もしいけど、添削採点は大変)。教材は12年の『春秋左氏伝』で、F校校是「和而不同」を中学・高校生活で身分けしたお生徒さんたちには容易に(問題が解けなかったとしても、解説を聞けば)理解できます。

 18時30分過ぎに帰宅して、お風呂の追い炊きをしている間にニラ・白菜・長ネギ・えのき茸・ハンペン・豆腐・豚肉、要するに全ての食材をカット、春雨と合わせて重箱2段に(お節みたく)詰め込み、「自粛御膳」の準備はほぼお仕舞い。鍋のスープは買い置きです。
 入浴後に、小鉢のところてんを洗ってネギと胡麻とを散らしたら夕食の準備は完了で、それでも時間は19時15分、特講後とは思えない遅いスタートです(自分で作らないなら、特講帰りに飲み屋に飛び込めば良いだけの話ですから)。

 6/2の「自粛御膳」。
 チゲ鍋・ところてん。
 味が濃い鍋に甘口の日本酒を併せて和歌山「南方」(純米大吟醸)。トロッと美味しい「薫る甘口」は、切れ味大好き辛口派が一口で顔を顰めそうです。

 「鬼太郎チャレンジ」は「牛鬼」の回。鬼太郎が牛鬼に姿を変えるシーンはえげつなかった。そして6期は、不自然さを承知の上で牛鬼だけ作画のタッチを変えるという試み。これには、『ゲゲゲの鬼太郎』だけでなく、『まんが日本昔ばなし』の「牛鬼」の話もちらと思い出したり。
 洗い物まで終わらせて、就寝は21時30分。一応、目覚ましは3時30分にセットしています。