アルコールの川をゆっくり渡る

 コロナ禍の中の外出自粛生活開始から3ヶ月、現在は週1~2強のペースで外飲みを取り入れる(1ヶ月前とは違って同僚知人とも外で一緒に飲む)ようにはなりましたが、人生初の自炊生活はまだまだ続いています。モチベーションを支える「日本酒チャレンジ」も継続中、これまで飲んで美味しいと思った銘柄を中心に集めて、1日に1種類(以上)を開栓するという趣味版「日常性の維持」。3ヶ月の継続で昨日90種類に到達したので、前回までの2回でリスト化した60種類に続いて、3度目のリストアップです(美味しいと思ったことのある日本酒が100種ではきかないというのは我ながら意外でした。飲んでますねぇ)。
 辛口やキレはノーサンキュー、上善如水とか言うなら水飲んどけと思う人間です。甘くてトロッとしてたり、酸が残ってたり、という王道off courseなタイプの酒に惹かれる人間ですので、集めた銘柄も評価もそういうものです。悪しからず。
 ★★★★★ 畏、飲んだら減るのが唯一の欠点、畏れ多過ぎて近寄れない。
 ★★★★  秀、家のセラーに1本あれば最高、背伸びして買っちゃおう。
 ★★★   優、居酒屋に置いてあったら信頼、普段使いはちょっと贅沢。
 ★★    可、1杯だけ飲んで次からは焼酎、世界線が当方とは異なり。

【★★★★★】
埼玉「花陽浴」(純米吟醸 雄町 おりがらみ)

【★★★★】
石川「農口尚彦研究所」(純米)
石川「遊穂」(ゆうほのみどり 山おろし 純米無濾過生)
長野「小布施ワイナリー」(ル サケ ナチュレル90 古典生酛)

【★★★】
青森「善知鳥」(大吟醸
青森「豊盃」(純米吟醸 夏ブルー)
宮城「愛宕の松」(ひと夏の恋 純米吟醸
山形「秀鳳」(BEACH SIDE 純米吟醸
福島「風が吹く」(eternal GREEN 純米吟醸中取 無濾過生原酒)
福島「ロ万」(皐ロ万 純米大吟醸
新潟「八海山」(特別本醸造
新潟「山間」(純米吟醸生 仕込みタンク1号)
長野「幻舞」(香り酒 大吟醸
岐阜「小左衛門」(夏吟 純米吟醸
愛知「蓬莱泉」(純米大吟醸 はつなつの風)
三重「るみ子の酒」(特別純米酒 生酛火入れ)
兵庫「赤石」(純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦50%精白)
鳥取「千代むすび」(こなき純米超辛口)
兵庫「龍力」(純米酒 純米ドラゴン3)
山口「大嶺」(純米 3粒 夏純かすみ生酒)
徳島「芳水」(山廃純米生)
高知「豊能梅」(土佐の夏純吟)
福岡「田中六五」(山田錦純米酒
佐賀「七田」(純米 無ろ過)
佐賀「松浦一」(純米吟醸 生)
長崎「福田」(純米吟醸酒

【★★】
宮城「浦霞」(純米吟醸 浦霞禅)
山形「羽陽男山」(純米酒
滋賀「七本槍」(純米 14度原酒)
奈良「金鼓」(生酛仕込み 濁酒)

 時間割係(教務部主任)は定期テストの監督がなく、今日は高3の授業も入っていないので、朝から2時間の年休を取って、市役所・郵便局に出向きました。母君関連の手続き2つ、完全に忘れ果てていた(というか、始めから存在に気づかなかった)ものがあったのです。
 ひとつは税金の滞納で、母君がお仕事をお辞めになる前の収入にかかったもの、7000円×2期分で14000円、これは市役所で支払えばすぐに済みました。面倒くさかった(というか現在進行形で面倒くさい)のが「かんぽ生命」の手続き。母君の月3万円あまりの受け取りがあと2年分ほど残っているということ。これを法定相続人(私)が続けて受け取るという手続きをしなくてはならないと、先日「かんぽ」からの電話で知らされたのです。母君・私の本籍は大阪府東大阪市にありますので、戸籍(必要なら原戸籍・除籍)を取り寄せて郵便局窓口で手続きをしなくてはならないそうで、法定相続人が私一人であると証明するためには母君のご結婚後の全ての戸籍が必要になると言われました。たしか、母君は父君とご結婚なさってから本籍を大阪に移されたはずで、それより以前の来歴については(少なくとも私に分別がついたと判断なさって以降は)全く話されなかったので(色々とお話しなさりたくないことが多かったのでしょう)、私としても深追いをしたくない。というわけで、窓口の方に受け取りを放棄する方途を訪ねたらまさかでしたが「無い」という返答。私が戸籍を準備して窓口にやってくるまでは、母君の名前の入った「金を受け取れ」という内容の葉書が定期的にずっとずっと送られてくるというお話。めんでぇ! 仕方がないので、母君を送った時以来、9ヶ月ぶりに戸籍の郵送手続き申請を行いました。為替を買ったり、色々と煩雑なんですよ、これ。

 出勤後は、テスト後の授業準備や時間割関係の仕事等、デスクワーク。時間割作業は2学期以降の時間割変更作成が中心で、第2回定期テスト(8月下旬)の時間割案を作るところまで。終了時には既に16時を回っていました。
 スーパーに寄って(キビナゴの刺身が超安かった!)帰宅後は、夕食の下ごしらえ(野菜とベーコンとのカット、小鉢とサラダとの準備)を行って、書斎で書き物、入浴。風呂上がりに宅急便着、受け取ってから夕食を作りました。

 7/2の「自粛御膳」。
 十六穀米・キビナゴ刺2種・小松菜エリンギ炒め・サラダ・小鉢4種。
 十六穀米は冷凍をレンチン、キビナゴは量が多かったので2連の小鉢に半分ずつ盛って酢味噌と紅葉おろしポン酢とで。小松菜とエリンギとはちょっと前の鍋野菜の余りで、ベーコンと炒めてからマヨネーズを混ぜた卵を回しかけ。サラダは昨日飲んだ居酒屋のお土産で、オクラ・サラダ菜・トマト・メロン・明太子。
 こないだ、中学教頭体育先生(料理上手!)に6/28の「自粛御膳」の写真をお見せしたら大笑いなさって、「お前、食事っつったら居酒屋のイメージしかないやろ!」と突っ込まれました。確かにこの写真、3連の小鉢といい、鍋の具材を重箱に詰めてるところといい、タンブラーのビールと日本酒の瓶とが並んでるところといい、端っこ後景ににぼんやり焼酎セットが写ってるところといい、居酒屋感ぱねぇな、とは思います。
 今日はお酒を控えめにして、日本酒は宮城「すず音」に。お子ちゃまっぽいお酒を取り出したからでしょうか、録画の消化は何となく映画『ドラえもん』の『ひみつ道具博物館』を。新しい(っつってももう15年選手か)声優陣になって以降の映画を観るのは初めてで……感想は省略、★★。