神様、僕は気づいてしまった

 3時起床、お風呂にお湯をためながら書斎で時間割とにらめっこ、入浴後に少しだけ仕事、6時学校入り。ほぼ同時に職員室に入った国語科先輩先生が「あ、西鉄が止まってる。結構厳しそう、開始が遅れるかも」と仰った瞬間から仕事のスイッチがオン。

 今年はコロナ休校から始まって、職員の休職退職、豪雨……神様が時間割をぐちゃぐちゃにしてくれる試練を連発して来ます。で、頑張ってるっぽい神様に対して申し訳ないんですけれども、私、その程度のイレギュラーでパンクするほどのヘタレじゃないですし、っつか時間割パズルは積極的に好きですし、神、正直、ヌルイ。
 とは言え、こうも休校だとか短縮授業だとかが続いたら生徒、特に受験を控えた高3生が可哀想なのは確か。豪雨の時に中1などが濡れ鼠なのも気の毒だと思います。というわけで、そろそろ、神、ウゼぇなぁと思い始めていた今朝も今朝、今回西鉄電車がストップした理由は信号トラブルと人身事故とのダブルパンチだそう。わお、新機軸(今年度初の理由)じゃん。

 内規によれば、西鉄の運行が再開してから2時間後(くらい)に授業を開始することになっているのですが、始発からストップした電車は7時を過ぎても全く動き出す気配が無く(復旧の見込みもアナウンスされず)、通常通り登校しようとした生徒を始めとする利用客で大きな駅では「密」が半端じゃない、と(電車通勤の)先生からの連絡が次々に。担任をもたれている先生のもとには生徒からのLINE等の連絡も続々。
 というか、西鉄は通勤の「核」ですから、影響で7時過ぎの職員室に教員が少ない少ない。意思決定機関であるところの管理職が揃わない状態で、しかも学校に居る教員には西鉄の状況が全く見えません。

 こういう、どうしたら良いか判らない時にどうしたら良いか解るという能力を発揮できるかというギリギリの時に、決定機関である方々が出した答えが「本日休校」だったので思わずガッツポーズをしてしまいました。私も、それがベストだと思います。
 高校教頭生物先生から「今日の休校を前提に、明日以降の時間割を組み直して貰えますか?」と依頼を受けた時には前のめりで「はいはいはいはい」とお返事。「今日は、神様が『西鉄のせいにして休校しろ』って言ったんだと思います」という発言は我ながら不謹慎でしたけれども、神様、ウゼぇは撤回します、今日一日の時間を有難う、と心の中で感謝。
 その後、本日20日の休校を反映させた21日以降の時間割変更を作成。頼まれてはいませんが、明日22日が休校になった場合の23日以降の時間割変更も作ってしまいました……えっと、「頭の体操」のためですかね。

 本日から2週間の予定で教育実習(中3・高2の公民)に来た64回生Oくん、実習初日がいきなり休校だというのはなかなかドラマチックな話で。
 私「明日も休校になったりしてねぇ」
 O「そんなこと、あり得るんですか?」
 私「さぁ?」
 ランチタイムの豆腐料理「U」にて。本日は午前中いっぱいで教員退勤可だったので、学校最寄りに実家のあるOくんを連れてお昼ご飯をご一緒しました。北海道大学で政治史を学びつつ、既にフランスに留学1回、秋からは本格的な渡仏(大学院進学)が決定しているというOくんの研究一途には感服。それに加える形の教育実習は在校中に政経先生と何気なく交わした口約束を守るためだというのですから天晴です。色々時間割が動きそうですけれども、安心して下さい、実習に必要な授業時間は意地でも確保しますから(例え、実習初授業の日が1日に6コマ3種類とかになっても!)。

 西鉄K駅の中にあるスーパーで買い物をしている途中に、管理職の先生から明日の休校を知らせる電話。時間割は作っているから私が学校に戻る必要はありません(っつか、ランチタイムにちょっと飲んだし)。
 帰宅後は、入浴、仮眠。

 7/20も昼が重たかったので「自粛お摘まみセット」。
 鰹刺し・小鉢4種。
 愛知「義侠」(純米吟醸 侶)。
 飲みながらは本も読まずTVも観ず、ひたすら色々な人とtweetのやり取り。取り敢えず、今週末の飲み会4軒(卒業生3組・TQC後輩1組)は全部キャンセルです。とても悔しいですが、仕方ないですね。

 食後は書斎に籠って時間割とにらめっこ。教務部長や学年主任、先生方5人に電話をかけて時間割を調整しました。勤務時間外に(飲みに誘うのではなく)仕事の電話というのは巫山戯た話ですけれども、たまのことだから許して下さい。

 健康睡眠。