2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

この辞書を開いて読む時、偶数ページのある側をいう。

本日、4限に文系二次漢文(東大以外)、6限に理系東大漢文、それぞれ添削を返却したら、今年度の高3(68回生)の授業は全て終了です。昨日の文系東大の生徒諸氏と同様、2月にテスト会が(3回)ありますが、これは演習で授業ではありません。 松本亘正『…

石山新次郎

TQCの後輩某くんが、本校入試期間を前にしてインフルエンザで教室も職員室も『金田一少年の事件簿』みたいに人が減っていくF校のことを慮って、専門の業者が開発した除菌剤(8倍に希釈して霧吹きで噴霧するタイプ)を送ってくれました。某くんは薩摩の私立…

好きでお酒を 飲んじゃいいないわ 家にひとり帰る時が

ホテルで健康的に起床、6時半のレストランでホテルバイキング。珍しく惣菜一種類に小鉢一つという(洗い物が大変そうな)システムで、フワフワのスクランブルエッグや納豆・湯豆腐・塩鯖などの定番から、五島うどん・皿うどん・中華風蒸し物などご当地物ま…

Magic Light かなり クラクラ

9時から会議、その後入試業務の後始末が昼前まで続き、本日のお仕事は半ドン。明日は代休(一昨日の日曜出勤の分)なので、今日から1日半がフリー。F校入試期間の最後は必ずこの日程になるのですが、この1日半を使って1泊2日の打ち上げ旅行に行くとい…

それゆえ違う土地へゆき 懐しがろうと思います

令和2年のF高校入試、国語の出典は、岡本裕一朗『12歳からの現代思想』、谷津矢車『廉太郎ノオト』、馮夢竜『笑府』でした。古典は漢文の書き下し文で、F高校は数年おきに漢文が出題されます。これは全国的に見ても珍しいことなんじゃないかと思うのです…

消えない過ちの 言い訳する前に

学校発表以上の情報は伏せますが、昨日の高校入試英語で、放送機器のトラブルによりリスニングを中止するという前代未聞の事態を出来させてしまいました。この文章をお読みの方の関係者(或いはご本人?)に受験生がお出でなら、主宰組織の一員として心より…

君には一日我には一生

本日、F中入試。F校に就職して16年、様々な種類の仕事がありますけれども、一人でやる仕事なら高3現代文(特に二次)の授業と添削と、皆でやる仕事なら入試業務、これが最もやっていて楽しい仕事だというのはず~っと変わりません。 7時までは(職員であ…

勇気は 億千万 億千万 過ぎ去りし季節は

明日からのF中・F高入試期間(5日間、生徒は全員自宅学習)を控え、本日は3限授業で生徒は半ドン、その後で教職員による会場準備があります。 私は昨日の終電帰宅が響いて起床はぎりぎり出勤は8時過ぎ、1限に高3二時漢文、2限にその添削(帰りのSHR…

だいじょうぶ もっと強くなれる気がする

保険会社から電話で保険金の入金連絡、続いてM銀行から電話で大金が振り込まれたという確認の電話。後者はそのまま何らかのプランを紹介してきそうな口ぶりだったので丁寧にお断りをしました(食い下がられて時間がかかりましたけれども)。 私が「事務嬢さ…

だいじょうぶ つまづいたら声を聞かせてね

本日は高1が模擬試験(監督はなし)、授業は文系二次対策(非東大)があってその添削を授業後に。6限に東大理系漢文があって、これは昨日の文系と同じ内容。04年理系の『韓非子』は、普段受験本文で読む儒教的な感覚と真逆のことを言っているので丸々読み…

暗い土の上に 叩きつけられても こりもせずに

「★」をつけた読了本以外にも本はたくさん読んでおりまして、読み通してはいないけれども必要な箇所を拾い読みした(生徒に紹介した)本であるとか、目次だけ覚えて「積ん読」している本であるとか様々なんですけれども、ごく稀にページ開いて少ししてから投…

誰に感謝したらええかわからへんらしい

朝5時45分に、67回生我らB組Kくん(九医浪人組)から「センター取れました!」との朗報。吉報多謝の御礼とともに「調子に乗らずに波に乗る!」という偉そうな激励を。「センター試験が今年で最後」と垂れ流す(流れに棹さそうとする)メディアには呆れる…

Breaking Through To You

午前中指定の郵便物が割と早い時刻に届いてラッキーでした。中島みゆきさんのラストツアー『結果オーライ』のチケットです。Hさんと2人で観に行くのですが、開けてびっくり1階4列目(オケピ席)のど真ん中。今年の運は使い果たしたのかも知れませんがこ…

飛び出そう 今夜ふたりの夢 睫毛の羽根に乗せて

8時過ぎに出勤、1限・4限が高1古文の授業ですが、これは木曜の授業と同じ内容。で、今日の半ドン後は、社会人としてどうよというくらい遊びの日(高校3年生・浪人生がセンター試験を受験している当日だというのに!)。 先ずは、2月上旬の東京3泊(「…

大金をかせいだ瞬間つまらないウソになった

本日は授業無しの一日で、殆ど仕事らしい仕事をしない日と決めています。具体的には、10時半までデスクワークをしてから年休、昼に西鉄K駅の書店で買い物、昼過ぎに生保レディHさんと面談、夜は同僚の先生と飲み会。 7時半に出勤、授業準備その他の机仕事…

明日は案外 うまく行くだろう 慣れてしまえば

母君が40年近くお世話になっていた生保レディーのHさんから、死亡保険金が支払われるという連絡が来ました。明日、近所の喫茶店で説明と手続きとをお願いすることになります。Hさんは、小倉での母君の四半世紀超に及ぶ独居において、職場の知り合い以外で…

生きているということは痛いということです。

青山ゆみこ『ほんのちょっと当事者』読了、★★★★。メディアで(世界知として)のみ受け止めがちな「大文字の困りごと」を、「自分事」(経験知)として捉え直す試み。例えばローン地獄、例えば児童虐待、例えば看取り……。自分自身が突然そこに立たされた時を…

逆転イッパツマン

5時起床(京都2日目の昨日の睡眠時間が少なかったので、ちょっと長めに寝ました)、入浴、7時前学校入り。先ずは我ら高1Aの教室に行き、大阪土産を配布芸。授業準備その他デスクワーク、授業は4限と5限の高1古文で教材は『大和物語』の「苔の衣」。 …

置いてけ堀をけとばして 駆けだす

3時頃に目が覚めて、その後は寝付けないというよりか完全に覚醒した状態になったので(お酒も残っていませんでした)、布団の中で暫く本を読んで、暁時分の大浴場で湯浴み。その後、おばんざいの朝食が食べられるお店がホテル近くにあるということで、7時…

みんな「おひとりさま」

ペンギンと酒飲みと林檎とに負けた日。全くの独りで観光地を歩くと、個人的嗜好に全負けするということが解りました。 ホテル健康起床、大浴場で朝風呂。京都の街中にはネカフェが全然ない(特に駅周辺)というイメージですが、探したらホテルから徒歩5分(…

でっしゃろかいな

今日から京都旅行。荷物は2泊分の着替え・本等で大した量ではなく、上京で使った大きな旅行バッグではなく、小さなスポーツバッグに入れることに。これは、母君の私物で、母君が週1回(途中からは週2回)のリハビリステーションに通われる時にお荷物やお…

なんにもない大地に ただ風が吹いてた

11日(土)夜は、京都三条の居酒屋「O」を2人で予約。ここは、67回生Yくんがバイトに入っているお店で、ここにMさんと2人で入ってYくんの働きっぷりを見ようという計画。その後、バイト21時上がりのYくんと2軒目に行こう、という流れになっています…

「メメント・モリ」 楔外して歩き出せ

小堀鴎一郎『死を生きた人びと 訪問診療医と355人の患者』読了、★★★★★。2019年日本エッセイスト・クラブ賞。355人の在宅患者を看取った訪問診療医による、種々のタイプの死の記録。私は家での看取りを放棄断念した家族ですので、最後の最後まで自宅で懸命の…

Because it's there.

ネットで読んだ『現代ビジネス』の記事、書き手は傑作『若者殺しの時代』(講談社現代新書)以来ずっとファンを続けているホリケン(堀井憲一郎)氏。大学入試国語について書かれた文章で、その定義が見事に纏められていました。以下、抜粋。 【著者の考えは…

PERSONA最終章

鬼海弘雄『ことばを写す 鬼海弘雄対話集』読了、★★★。よく見るタイプの近代批判に終始したきらい、やっぱり直接写真を見るのが一番なのかな(鬼海氏の写真のタイトル? キャプション? のつけ方は天才的です)。2019年大晦日の段階でまだ読み終わっていなか…

なにかを求めて さまよう 似たもの同志なのね

石川ローズ『あおによし、それもよし(2)』読了、★★★★。『聖☆おにいさん』とか『鬼灯の冷徹』とかを最初に読んだとき「こんな狭い世界に限定して、ネタが続くんかねぇ」と思った記憶がある(その後めっちゃ続きましてお見それしました状態になった)んです…

だれに伝えよう あなたには言えない

一橋大学社会学部佐藤文香ゼミ生一同『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた あなたがあなたらしくいられるための29問』読了、★★★。一橋大学と言えば、アウティングに関わる痛ましい事件のあった場所ですね(ゼミがそれと直接関係があるわけではあり…

ずっと見えてる聞こえてくる 私に響いてる…

午前中は書斎で書き物。午後から学校に出ましたが、その前に近所の中華料理「H」で担々麺の昼食。で、カウンター席に座ったんですけれども、一つ空けて隣に座ったおじさんがスマホ(?)を開いてイヤホン無しでTVを観始めたのに驚愕。最早「音漏れ」ですら…

そのわり古風なとこあったりするのね

高田文夫・峰岸進『画文集 芸人とコメディアンと』読了、★★★★。高田文夫の文体には(喋りは知らないですが)余りなじめない(「芸」を感じない)と思っていたのですが、この本に続々登場する芸人・コメディアンの魅力については(よく知らない人についても)…

お正月といえばこたつを囲んで

大晦日・元日とヘダレ倒しました。本日2日の朝は録画番組の消化から。セリーヌ・ディオンのライブを観て、映画『メリー・ポピンズ リターンズ』(93歳のアンジェラ・ランズベリーががっつり出て歌ってました。ジェシカおばさん!)、ドラマ『きのう何食べた…