お山はきもちが E E

 5時入りの職員室で添削仕事。「今日は一日慶應大学小論文添削&面談三昧」のつもりでデスクワークガシガシ、なんですけれども1曲目トゥーキュディデーズ『歴史』(10年法学部)だけで150分かかっちゃう(添削をして、B4プリント1枚文のお手紙を書いて、それを見ながら面談をする、というのが1セット)んで、2曲目のウィリアム・イースタリー『エコノミスト 南の貧困と闘う』(14年経済学部)が終わる頃には既に3時だおやつだLの時間になっちゃってまして。臨時ニュースみたいにどんどん提出されてくる現代文(東大・京大)過去問の分量も凄いことになってますし。合間に、来週水曜日の第2回テスト会(東大文理・京大文理・一橋大・阪大・九大)のプリントを準備して印刷に回す仕事も。

 高3担当のある先生が、「添削お願いします」の付箋・メモすらつけずに答案だけを職員室机上にポンと置いてた生徒某氏に対してその態度は失礼、とお叱りを。「そう思わん?」と聞かれて少なくとも自分に向けられた態度だったと仮定するなら気にならないと思ってしまう私はやっぱり教育者としてあれだし、というか逆に面前で「添削お願いします」と丁寧にお辞儀されたら「仕事ふやすなあああぁぁっ!」って泣いてグーパンしそうだから敢えて顔を見ずにやりとり出来る提出返却BOXを採用してるんですよってお答えした時点で人間としてもあれ。

 本日から高3は自由登校のテスト会(月曜英語・火曜理社・水曜国語・金曜数学)。採点はあれだけど週1だから結構楽じゃない? と高3を担当したことがない人なら言うでしょうがとんでもない。
 上記のように続々と過去問・小論文添削が来てそっちで手一杯だから、テスト会で添削が一気に来たら大変。両方を数日かけて並行するか、徹夜してでもテスト会を一日で終わらせるか、という究極の二者択一を迫られて、私は毎年後者を選択しています。だから今日明日は、授業無しの添削三昧ですけど、まだまだ嵐前の静けさ。