いつもいつも ひとりきり 声がみえるから

 秋は音楽の季節。ユーミンの新譜、矢野顕子ベスト、中島みゆきはベスト・ライブアルバム・ライブBlu-ray。今のところ注文しているのは矢野顕子(初回限定版)だけで、ユーミンについては3種の形態のうちどれを買うべきかを迷っているところ。
 前も書きましたが、矢野顕子中島みゆきの両氏に関しては、今後新録のオリジナルアルバムが5枚は出るでしょう。でも、ユーミンに関しては次が最後か、それとも次か、の気持ちですね。以前、上野千鶴子との対談では「70歳まではメンテナンスを怠らなかったらやれる」(大意)と発言していましたが……。

 「最近どう?」の生徒面談2周目を、毎日昼休みを使ってやっているのですが。某女子生徒と。
 某「先生、カラオケで嵐の何歌ったんです?」 私「『Truth』。しかも36歳がメインで20歳がハモという」 某「あの歌い出しの低い部分の声、出るんですか?」 私「あ~、甲高いオカマ声だから出なさそう?」 某「」 私「そこは否定せず、と。でもまぁ、36歳でジャニカラってねぇ」 某「大丈夫です、リーダーと同じ歳です!」
 励まされました。

 中島敦山月記」1回目の授業準備(板書計画)。本文を再読しながら、巧すぎて言葉もない。明日の授業で読む部分は、冒頭から李徴の独白まで。冒頭は三人称漢文体で李徴来歴~李徴と袁傪との再会まで、続いて一人称口語体で李徴の語り。洋解説の語彙が、前者にのみ集中(穎・狷介・恃む・久闊を叙す、等々)して、後者には一切無し。凄いですね。

 夜は「もりき」で湯豆腐。まだメニュー(本日のお薦め)には書かれていませんが、私が湯豆腐を注文するという前提で、お店が白菜を仕入れてくれるようになりました。もうすぐ残暑も終わります。