恋しくて憎らしい大阪

 朝、母君が自宅に来られて30分程お話を。庭いじりはこないだの数日をかけて全て終わらせたので、呼ばれたらこちらから伺うんですが(朝もまだまだ暑いですし)。母君がステーションへ戻られた後、着る物読む物を小さな手提げ鞄に詰め込んで関西2泊の旅行準備。Hさんちにお届け物を持って行ったら、駅近くまで送って下さるとのことだったので、お言葉に甘えて市内の人気ラーメン店「H」へ運んで貰いました。
 ラーメン「H」は市内中心部の大繁盛店なのですが、私は縁が無く15年のK市滞在で訪れるのは初めて。10時半開店の15分前に着いたのですが、既に4人が並んでおり、30分の開店時には後ろに更に10人ほど並んでいました。夏休みとは言え平日なのに凄いですね。で、1巡目の客としてラーメンの大盛りを頼んだのですが……これが塩辛くて、正直あんまり美味しくなかった。話のネタってことで今日が最初で最後の訪問になります。

 気を取り直してバスでJRのK駅まで。覚悟していた通り帰省ラッシュで新幹線(さくら)は夕方まで指定は全席満席だったので、行きも帰りも自由席です。幸いな事に、座れる席は確保できましたし、博多駅で大勢の乗客が入れ替わるタイミングで窓ぎわにも移れましたし。車内では主に読書(今回はCDを持ってきていません)、読了本は明後日の日記で更新です。

 新大阪着が14時半。駅徒歩5分のホテルはチェックインが15時からなので、ホテル側の純喫茶(←死語?)で時間つぶし。大阪の純喫茶といえば注文するのは勿論「レスカ」ことレモンスカッシュで、届いたレモンスカッシュ・コンビニのレジ袋を一緒に写メってオツカル様に送る。地下アイドル・絵恋ちゃんの代表曲に「レジ打ちでスカ」というのがあり、えれにすとさん(←絵恋ちゃんファン)たちは曲に合わせてレジ袋を振りたくるのですが……。
 私「大阪なう。『レジ打ちでスカ』も略したら『レスカ』なんだから、レモンスカッシュとレジ袋との写メでもえったんこ飯になる、という命題は真ですか?」
 オ「真ですが真人間ではなくなりましたね」
 私「思い立ったがえったんこチャンス」(←1件のいいね)
 「えったんこ飯」というのは、ファンが食事映像に絵恋ちゃん関連グッズを滑り込ませて写メってオンラインにUPする行為を指します。

 ホテルにチェックイン後、新大阪から梅田に出て、今日の観光(と言っても既に16時ですが)は梅田スカイビルにある「空中庭園展望台」。階段でビルの3階へ、そこから360℃視界のエレベーターで140m35階へ、そして、35階から39階へはチューブ型のエスカレーター(近未来感!)で移動。40階展望エリア・屋上展望台(屋上回廊)で外の景色を楽しむという仕組みです。
 屋上は32℃の表示でしたが風があって爽快、来場者も数十人規模でその半分が日本人、4分の1が日本以外のアジア人、4分の1が西洋人という構成(ざっくりしてんな)。恋人同士で来ると2人の名前を刻印して飾れるハート型の鍵を作ってくれるそうです(ふ~ん)。
 以前東京タワーに行った時には「高得点」というタワー型のお守りが売られており、これは勿論受験生に縁起が良い品物だったので当時担任をしていた63回生A組全員に買って帰ったのですが、大阪空中庭園のグッズは受験生ではなくカップル寄りだったので残念。素直に自分用のポストカードだけを購入して下界へ降りました。

 そう言えば、今朝自宅に来られた母君は、ステーションの職員の方に写真を撮ってもらい、そのデータをタブレットに取り込んでいつでも見られるようにしたそうで、私も見せていただきました。何を写した写真なのかというと、和紙折り紙で折った鶴です。何羽も折って糸で繋いでレイのようにしたもの(首にかける訳ではありませんが)。自宅にも、ドアの取っ手に幾つかかけてあります。ステーションの入居者の方々や職員の方々にも好評で幾つもせがまれ、私が上京する毎に折り紙をお土産に頼まれる所以。
 という訳で、今回の旅行は割とばしばしと写真を撮っています。「空中庭園」の後で訪れた「中自然の森」(50種2000本の木が植えられた「人工的自然空間」)では何十枚も写メを。母君は植物がお好きで種別にもお詳しいので、お喜び頂けるかも知れません。

 夕方からの観光だったので訪れたのはそこだけ。梅田駅(広い!)近くで適当な串カツ屋に入ったら明確にハズレだったのでビール1杯と串カツ数本のセットで切り上げ、新大阪駅内で絶対に外れない人気店に移り(10分並びましたし、時間は1時間制でした)独酌読書。
 ホテルに戻って健21時前に康睡眠。明日が今回の旅行の核、神戸にて「怖い絵展」です。