期待している 友達の友達に

 学級文庫には漫画NG、と3日前に書きましたが、ではタレント本は? 学校図書館にどのくらい入っているのかは調べていませんが、取り敢えずB組の学級文庫には、壇蜜壇蜜日記』、石井好子水森亜土『料理の絵本』、又吉直樹『火花』、栗原類発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由』、星野源『いのちの車掌から』、黒柳徹子トットチャンネル』、荒木経惟『男 アラーキーの裸ノ顔』、が入っています。近く、山田ルイ53世一発屋芸人列伝』、若林正恭『ナナメの夕暮れ』が入る予定。ゴシップ的な意味ではなく読んで面白いタレント本でパッと思いつくのは、ウエンツ瑛士『できそこないの知』とか叶恭子叶恭子の知のジュエリー12ヶ月』とかですね。国語科のどこかに保管しているのですが……。

 未明の書斎でガシガシと添削。そう言えば、昨日の特講では久しぶりに寝落ちした生徒が居ました。いや、私の解説の時に寝る人は居ますよ、少なからず。そうではなくて、最初に問題を解いてる途中に寝落ちしちゃったお子。例えは相当不穏ですけれどもね、授業は「徴兵」でも特講は「志願兵」なんです。解説中に寝落ちするならそら私の責任もありますけど、最初に問題解いてる途中というのはダメ~。眠い時は特講サボって家で2時間寝る、睡眠コントロールは1回の特講なんかよりずっと大切です。
 朝のSHRまでに100枚弱の答案添削が間に合ったのでもう今日は勝ちの日。授業がない一日だったので、6限終了までずっとデスクワーク。昼休みは、慶応大学小論文について生徒と面談。自宅往復で母君に昼食もお出ししました。今日は放課後の特講が終わった後で飲み会の約束が入っているので、昼食と一緒に夕食のプレートも準備して冷蔵庫へ。

 放課後の特講は文系京大現代文で、03年の渡辺一夫「書籍について」。難問。筆者が書籍を「不可思議な現像液」「不可解な愛人」と呼ぶのは何故か。解く方も大変なら添削する方も大変で、未明書斎の添削は心する必要。とまぁ、特講後は飲み会なんですけどね。

 特講終了後、同時刻に合唱部指導を終えた高3学年主任地理先生の車に乗っけてもらって、先生の自宅経由で飲み会会場へ。K市だから焼鳥、という61回生Nくんの希望を汲んで、今日の店は焼鳥「S」……だったのですが、主任先生、私、Nくんの3人で入る予定だった店にNくんだけが来られなくなった。メールで曰く、もう絶対に断れない大得意様からのアポが入ったとのことで21時からの合流に。まぁ新社会人(証券会社)は大変どすなぁ、とか言いながら教員2人で飲んでたら(話題は67回生高3のことだから盛り上がらないはずもなく)、Nくん合流の時にはオッサン2人で結構な泥酔っぷりでした。
 オッサンは2次会、若者は1次会、店は小料理屋「A」。ここのママさんはNくんママのママ友のママ友でいらっしゃるので(分かりづらい!)、Nくんママのママ友さんからNくんママの話題を聞いてるかなぁ(分かりづらい!)、と当たりをつけて聞いてみたらズバリでした。「あぁ、NくんママのことはNくんママのママ友さんから伺ったことがあります!」(分かりづらい!)

 結局焼鳥を食べ損ねたNくん、だったらK市のもう一つのソウルフードであるところのラーメンで〆を、ということになったので最近のF高生が魂食にしている一番街入り口の「M」へ。地理先生にお任せして、私は先に帰らせてもらいました。
 23時に就寝。