こうなりゃ大げさに 肩を並べ

 67回生我らB組Nくんから九大医学部の得点開示が届きました。高校時代から趣味はラテン語など多彩、F校からもしトップ合格が出るなら彼かなぁ、と思っていたんですが惜しくも2位。1位の誰かさんとは総点で0.3点差でしたけど、これって若しかしてセンター1点差とかそんなレベルの差なのかな。だとしたら、熾烈ですねぇ。

 4時起床で板書準備、入浴、母君に朝食提供。今日は母君がリハビリステーションの日なので、昼食の往復はなし。授業が1~5限連続で詰まっているので、どのみち帰れはしないのですが。授業5コマはセンター漢文で、20分で解答させて、25分で解説という流れ(生徒解答中は、解説用の板書準備をしたり、前のクラスで回収した答案を採点したりしています)。本日の演習教材は共通一次時代の古い問題で、使った本文は王充『論衡』。『列士伝』に魏公子が鳥に自責の念を起こさせたとあるのは公子称揚の過ぎた虚構だと論じ、結論は「蓋言語之次、空生虚妄之美、功名之下、常有非実之加」、つまり「人って盛るよね」です。61回生以来7年振り4回目の教材なんですが、7年前の授業で「盛る」って言葉を使った記憶がありません(その用法自体が無かったのか、あったけれども私がまだ知らなかったのか)。
 空いた時間は怒濤の授業準備で、放課後17時からは高1生徒をLL準備室に呼んで「木曾最期」の朗読録音。8時半~17時半までノンストップで仕事をするつもりでしたが、途中ふっと30分程空きができたので、自転車で自宅近くの書店と総菜屋まで往復、書店では土曜に結婚式・披露宴に呼ばれた56回生Iくんへのプレゼント、総菜屋では今夜・明朝の母君のお食事を数品。
 高1では黄金週間明けから「3分間スピーチ」が始まっています。担任ではなくなってからは滅多に聴ける機会はありませんが、今日は用事があって教室まで上がった序でにA組某くんのスピーチを。大体、元々の知り合いではない集団がスピーチをやったら皆自己紹介を書いてくるんですが、そして実際今日の某くんも自己紹介ではあったのですが、その形式が次々に「俺(についての)クイズ」をノーヒントで繰り出すという斬新なスタイルで感心しました。聴衆も「知らんがな」ではなくちゃんとつき合ってたのが善き哉。

 台所で今年初めての小バエを見ました。ここ数日メチャクチャ暑くなりましたね。今日はジャケット無しの出勤でした。18時退勤の道草、ドラッグストアで小バエ取りを購入。私→母君、の順で入浴後に母君の夕食を作成。「もりき」で読書独酌は、色々な銘柄の夏酒が出てきて爽快です。